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呆れて物が言えないとはこの事

2000/11/27 YTT、60代以上、年金生活者

 日曜日の赤旗日刊紙を見ましたか。規約改定の、党員が発言出来た「機関紙誌」を削除した事に対する言い訳を、私は今回初めて聞きました、ここで言う「機関紙誌」とは大会の時だけ発行してきた「評論版又は別刷り版」であった事を。
 どういう風にして読んだらこんな解釈が成り立つのでしょうかね。さすが東大卒の優秀なお方の日本語の理解の仕方は我々三流の高校卒の、しかも何十年もの間にわたってしたたかな経営者と闘ってきた労働者とは全く違うものです。
 要するに今まで日刊赤旗や日曜版に日本共産党に批判的な意見を載せなかった【ついでに言えばNHKの提灯記事も多かった】事の事後承認であり、居直りであるわけですね。
 これを聞いていた代議員の人たちも全て納得すると言う日本共産党。最後には潰れてしまったが、加藤紘一の様な人がいる自民党の方がまだ民主的だと言えるのかもしれないね。
 国民の党と言いながら、地域の住民の要求も取り上げられずに、じり貧になっていく共産党中央の焦りが危険な方向に走らせているような気がして、私としてはますます共産党系の運動体から遠ざかりたい気持ちが強くなってきた。今のところ年金者組合だけは入っているが、労働組合でないんだから全労連から脱退すべきと主張するか。
 要するに、共産党の中央の幹部や地方の幹部は御用組合や強力な経営者との丁々発止の論争をしてきた人が少ないし、市民運動で権力者側との命がけの闘いも経験していなくて、仲間内で「なあなあ」でやってきたから「討論や議論」の意味が分からないのかもしれぬ。
 今の教育制度の見直しではないが、共産党の幹部になる人は一定期間ボランテアで、労組作りや市民運動などでの対自治体交渉を義務付けることも考えた方がいいのかも。