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「後向き」には変わりない、そして忘れられた国民

2000/11/4 日陰のもやし、40代、自由業

 管理人さん、ご指摘ありがとうございます。私の理解に若干の誤りがあったようです。しかし「全部で」112通という数ならやはり民主的とは程遠い数だし、最終的に200通になってもこの「党」が「党内討論」に「後向き」な姿勢であることには変わりないでしょう。
 このことが示しているのは「党中央」、「党内官僚」、「専従者」達の「無気力」、「官僚性」、「自己保身」であるだろうし、その結果党内に満ちているのは「党内言論の萎縮」以外の何物でもありあません。反対意見が極めて少ないことなど言うまでもありません!
 これらが組織にとっては「死に至る致命的な病」であることは社会や組織を正視しようという当たり前の姿勢があれば当然理解できることです。
 この組織がいかに「死に」向かっているかもう少し例をあげましょう。一つは「党大会」という「党」の最高意思決定機関の活動にも係わらず「国民」との接点はほとんどないということです。一般紙に全面広告を出して国民からの「意見」を求める事は当然ではないでしょうか。(インター・ネットの活用などはもちろん当然です!)
 また全支部に支持者からの「意見聴取」を課して「支持者の意見集」を発行するなどちょっとやる気があればできることでしょう。「討論報」の積極的発行やこういうことを「予算がない」、「手がかかる」等の理由でやらない、あるいは消極的になることこそ「民主主義」に背を向けた姿勢といえるでしょう。
 これらを「断固」やるかどうかで「党中央」の民主主義の実行度が試されるのです。
 もうひとつ「死に至る症状」をあげると、「討論報」の中には党の欠落した視点を補う提案や専門家としての貴重な提案も見うけられますが多くの「賛成・支持者」の発言に見られる「感銘を受けた」、「自信を持つことが出来た」等の発言です。これは「党中央」は「偉くて」、一般党員は「教えられて、目を覚ます」存在であることを問わず語りに語っています。つまり一般党員の目は「上」ばかり向いている証なのです。普段日頃から「党内討論」が活発に行われていれば改めて「感銘を受ける」必要も「自信を持つ」必要もないし「党大会」ではもっと有益な討論ができるはずです。
 しかし繰り返し述べますが長い歴史の中で形作られたこととはいえすべては「党中央」の「官僚性」、「無気力」そして「専従者」に向けられた「生活権奪取」の「脅し」があるとはいえ彼らの「自己保身」に起因しているのです。
 その実態が生生しく報告されています。「夢革命家」さんの「地区党大会雑感」です。こんなことが日本を「民主的」にしようという集団の中であっていいことなのでしょうか! ここにあるのは「いじめ」と「村八分」という「民主主義」とはもっとも遠い行為です。
 私は「夢革命家」さんの党内での勇気ある行動と本サイトへの「投稿」に敬意を表します。
 いかなる政党であれ国民に対して責任を負うのであれば「党大会」といわずあらゆるレベルの集会、大会を公開するのは当然の流れでしょう。共産党も「党大会」はもちろん地区大会も都道府県大会も公開すべきです。一般国民注視の中で「夢革命家」さんにやったようなことがやれるものなのでしょうか!
 私はこのサイトを見ておられる現役党員の方に訴えたいと思います。是非地区党大会、都道府県大会の模様をレポートしてください。国民が知るべきなのはそこなのです。共産党が公党だというなら国民には当然知る権利があるはずです。
 もちろん現状ではご自身に「危害」が及ばぬよう最大の注意を払ってください。その「行為」は「党の利益」に反しても「国民の利益」には決して反しません。
 いつか未来において「党の壁」を「国民」に向けて解放した英雄的行為として歴史に記されるでしょう。かつて自らの命をかえりみず 封鎖された「国境」に向かった東欧人民のように・・・。