現在の選挙制度の矛盾は、各党の得票率と議席率が、比例していないという事が、あります。これは、ある程度仕方が、ないとしても問題は、内閣の支持率が、5割を切っても内閣を退陣に追い込めないという点にあります。内閣は、衆議員の過半数を確保していれば、維持できるため極端な話、国民の支持率がほとんどゼロでも存続できます。
この問題を解消するには、内閣の解散権を国民に持たせれば、良い訳です.そうすれば、政府は、国会の衆議員ではなく、世論に向き合うようになるからです。
1年に1回程度この内閣の信任の国民投票を行えばよく、このときに不信任が、過半数を越えていれば、衆議院は解散し、選挙を行う訳です。
この時首相は、国民投票で直接選ぶようにしなければ、国民の政府に対する不満は、永遠に無くならないと思います。