こんばんは。
「保守」の地域経済分科会です。
以下、シミュレーションを行います。
2001年参院選挙。
2001年7月、参院選が行われた。結果は、自民党はまたもや大惨敗を喫し、与党は参院で過半数を大きく割り込んだ。
森総理は責任を取って退陣、小泉純一郎内閣が発足した。いままでなら、これで政権は安泰のはずだった。しかし、今回は違う。自由党を与党に引きこむ手は使えない。
さらに、10月には、加藤・山崎両氏が、ついに離党し、「改革党」を旗揚げした。
公明党はすでに与党である。社民党との協力も無理だ。結局、一本も法案は通らず、解散総選挙を余儀なくされた。
このころ、株価は低迷し、また、医療費値上げなどの悪影響もじわじわと利いてきた。選挙をすれば与党に不利ではある。が幸い選挙制度はいじってある。
実は、これよりまえ、定数是正で、与党は、中選挙区制を都市部に導入していた。
そこで、選挙態勢が整っていないと、消極的だった公明党も割合素直に解散に同意した。11月解散、12月はじめ投票となった。
21世紀最初の総選挙の結果は、次の通りである。
自民党 193
公明党 35
保守党 7
その他 2
民主党 110
日本共産党 30
社民党 20
自由党 18
改革党 65
改革党ができたため、民主党、自由党は微減したが、野党で過半数を確保(243)。日本共産党と公明党は中選挙区で数議席を確保し前進ないし現状維持。
2.こうなった場合どうすべきか?
首班指名選挙では、やはり非自民候補に入れるべきでしょう。でないと、自民党政権が続いてしまいます。ここは、非自民への切り替えが必要です。
しかしです。
3.政策では是々非々を貫け。
こうして、民主・改革・社民・自由4党による鳩山内閣はスタートした。その後、2002年四月に公明党が自民党を裏切って与党に加わる一方、社民党は自由党との不一致を理由に与党を離脱した。保守党は割合善戦した自民党と合流した。
この場合、どうすべきか?
日本共産党は当然、野党自民党と組んでこの法案を潰すべきです。
亀井自民党政調会長は「公務員賃金を下げる事は、結局、労働者全体の賃金を引き下げる事になり、一層消費不況を招く」と追及した。
この場合どうすべきか?当然、志位委員長も亀井氏とともに与党を追及すべきです。
この場合は当然、日本共産党は、社民党とともに鳩山内閣の味方をしましょう。
当然、日本共産党は「あの森さんでさえ反対している戦闘参加を強行する鳩山内閣を倒そう」と気勢を上げるべきです。
以上、是々非々を貫き、存在感をアピールすることが日本共産党自身のみならず、国民のためにもなると愚考致します。