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ドッグイヤーにあわせて

2000/12/28 待子、60代以上

 昨今のドッグイヤーに合わせて党中央は、ドンドン改革を打ち出しているように見うけられます。その改革について行けない人の不満が、「さざ波通信」には多いように私は思います。

 歴史を逆転させようと試みてはいけない。
 過去30年間、日本共産党は明らかに停滞していました。停滞の原因は、<マルクス・レーニン・不破教>にあります。一口に言えば、科学的社会主義と言う宗教政党だった。と私は、思います。こっちが宗教政党だから、すぐ、創価学会と子供じみた喧嘩をする。あんなもの一飲みに飲み込んでしまう大きな度量が必要です。
 所属階層が同じなんだから、一番先に手を握れる相手の筈です。一種の宗教戦争をやってるから、手を握れないのです。
 歴史は、否応無しに、どんどん先に進んでいってしまいます。右に行くか、左に行くか、瞬時に判断しなければならない。時には、間違う事も有る。間違いがわかったら、出来るだけ早く引き返すことだ。間違いをお互いに注意し合うシステムも必要だ。
 とにかく時代の進展に合わせた対応を次々考えて行かないと時代の波に押し流される人々がドンドン増えてくる。私もいずれそのうちの一人になるだろう。
 自民党政治が残した、負の遺産や、莫大な借金のツケは、将来共産党政権が払わせられるというシナリオになるだろうと思う。政権を取った後のほうが余程大変だろう。
 今、マルクス主義がどうのこうのと言っている場合ではないと思う。マルクスもレーニンも神ではなくて人間だ、われわれは彼らの 上を行く人間にならないと、この困難を乗り切れない。
 いまだにマルクスに甘えているようでは、地下のマルクスが泣いているような気がしてならない。