平和憲法でも、自衛の戦力は持てるという論議とは、ちょっと、違うとは思いますが、唯物論でも神や仏を信じてはいけないと言うことは、無いと思います。
神とか仏とかは、有るか無いかわからないものです。有ると信じる人にはあるし、無いと信じる人にはない。唯物論は、唯心論に対するものであって、心弱き人間が神にすがるのは自然ななりゆきだと思う。
私は、無神論者であるけれども、家には、仏壇があって、毎日供え物をして、線香を立てて拝んでいる。
<俺が死んだら、仏壇からにゅーと腕を出して饅頭を食うからな、ちゃんと供えてくれよ。>といつも言っていた父は、亡くなっても一向に約束を果たさない。向こうは、約束を果たさないけど、こちらは約束をたがえず父の好きそうなものを出来る限り、供えている。
外出するときは、お父さん、留守を頼みます。といいながら、戸締り、火の用心を再点検する。心が落ち着くならば、信仰は有益だと思う。