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現状の日本共産党は保守である

2000/12/31 待子、60代以上

 私は、良く大会の決定を読んでいないが、前衛という言葉が無くなったと言う事は、賢明だと思う。現状の日本共産党は保守党だと思う。平和憲法を愛し、福祉に力を入れる。いわば、後衛でもある。その事に誇りを持ってもいいのではないでしょうか。
 よく<保守の方達と力をあわせて>という文言が赤旗には、散見される。
 政治は、デジタルでなく、アナログでなければいけない。デジタル的に政治革命を起こしたレーニンは、見事に失敗した。グローバルに考えたら、あの時、二月革命だけでやめておけばよかった。そうしたら、日本は、その前に日露戦争に敗れ、ロシアの属国になったかも知れない。
 歴史にかもは通用しない。社会主義は、実際に起こった。その恩恵を少なくとも私は大変受けている。仕事もしないで、パソコンを打っている現在の自分の幸せは社会主義のおかげかなと思う。この幸せは、いつまた転落するかわからないけど。
 革命は、人為的に起こすものではなく、歴史が引き起こすものでは、ないだろうか。経済の大地震だと思う。産業革命しかり、情報革命しかり、じゃ、革命政党は何をすればよいのか、そう言う社会の動きを先取りして、人民を守る態勢をつくらなきゃいけない。<ルールある資本主義>を今は勝ち取る事で有ると思う。
 社会主義にばかり固執していては、時代の動きに立ち遅れてしまう。左派といわれる<さざなみの管理者>は、何を守りたいのだろう。私は、もしかしたら、日本共産党を右に引っ張ってきた張本人かもしれない。<さざなみの管理者>は、左派と言われるが、歴史を逆転させる気はないらしい。とすれば、望んでいられるのは、党内民主主義とか、党内の風とうしをよくするということとか、末端党員の主体性を確立することではないだろうか。
 今でも、党は支部が主役と言う事を言っている。しかし、ここに問題がある。私は、大衆組織に所属しているので、感じるのだが、末端組織に責任をみんな押し付けるイージーな手法である。この手法を改めてもらいたい。
 以前党をやめたら、重圧から逃れられるかと思ったら、後援会にそっくり重圧は、丸投げされてしまった。それで仕方なく後援会員もやめることになった。
 こういう組織的矛盾を実は、志位さんは、知りぬいていられるのではないだろうか。不破さんという大舅と、無数の小舅に囲まれて、志位さんはよくやってると私は思います。これからの彼の手腕を見守ると共に、私も大衆組織の中で、日々の闘いをすすめて行きます。
 これからの時代は、<直接民主主義>に徐々に近づいて行くような予感がします。プラトンの時代には、失敗したが,今の時代によみがえるのではないでしょうか。とすれば、一人、一人が総理大臣で、一人一人が大統領という自覚を持ち、グローバルな勉強をしないと、世の中大混乱になるだろうと思います。