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一般投稿欄

方法的懐疑は正確な論議に必要なのです

2000/12/7 パンセ

 2000/12/3 浩二、40代さんの発言:

《論理を云々するのに、なんで党員のアカシが必要やねん?》

 論議を深めるには、人類史的にも、社会的にも明らかになって来ている論理過程を踏んでいなければ、そこには論理のスキームが構築されず、実りは少ないのではないでしょうか、と云うことです。
 つまり、その論理過程の大前提は、明晰判明でなければならないと、いうことです。
 これが無ければ、論議されている内容も、糸の切れた凧の絡み合いに過ぎなくなるのではないでしょうか。
 党員欄に投稿することによって自称共産党員だというのであれば、その”アカシ”を先ず明らかにすべきではなかろうか、いうことです。
 そのような肝心の”アカシ”が無ければ、そこには大前提の命である明晰判明さが欠けることになるからです。
 法廷でも、論議の厳密さと深化を期するために、まず冒頭に被告人を確定する作業をするではありませんか。
 これ無くしては、長時間に亘る折角の論議も徒労に終わる危険性があるからではないでしょうか。
 私は人類の思想史に興味を抱き、更なる人類の知性の発展を願う者の一人として、ただ、たまたまここで老婆心をそそられているだけです。他意はございません。

《「相手が自分で党員だと言ってんだからそれを前提に話を進めよう」というのが、ハンドルネームの世界でのルールだと思います。》

 自分は党員だと表明しながらその”アカシ”も無くハンドルを使っている人達と、そのような事無く単にハンドルを使用している一般の人達との間には、月とスッポンの違いがあります。