こんばんは。
今日は、あまりHPにのせたくない内容にさせていただきます。
日本共産党の党大会が先月ありましたが、自衛隊を活用するという決議をした。
一方社民党が、急激に「自衛隊違憲論」へ回帰しています。前回総選挙で19議席と、党の実力、組織力の弱さからすれば大勝した経験からでしょう。
各種世論調査でも社民党が第3党につけています。日本共産党のほうが、実は戦争に反対するなど筋を通してきた実績はあるのですが。理論的にも、日本共産党のほうがうえのはずですが。。
社民党は、女性や若者を中核にしており、昔の「労組のおっさん」政党ではなくなっている。ドイツの緑の党のような存在感を出していると思います。
このままいけば次ぎの参院選では「社共再逆転」は濃厚だと愚考致します。はるかに組織が薄い社民党ですが、森内閣の不人気が続き、一方民主党も決め手を欠くなら、一種の目になると思います。土井党首の個人的人気もありますが、その他に辻元清美や福島瑞穂、原陽子といった、人気の取れる人が居るので、どうもまずいです。
政策協議ですが、民主党などに媚を売らず、社共協議で良いと思います。自由党と社民党が合うわけがないので民由社協議は不調に終わるでしょう。
本当に前衛政党を捨てるなら、「社共新党」で良いでしょう。同和問題がねっくでしょうが、他は政策は非常に近い。選挙協力をしない、などといわずに、例えばもうすこしで社民党が当選しそうなところでは協力しても良いでしょう。
野党連合政権がもし出来た場合ですが、日本共産党は是々非々で良いでしょう。もし民主党が自民党以上の危険な政策を打ち出せば、当然「野党」自民党とともに、それを阻止することに努力するべきだと愚考致します。
鳩山党首は、いわば、保守本流(政治や軍事より経済優先。自衛隊は認めつつ、憲法改正にも消極的)の吉田茂系と言うか自由党系ではなく、非主流で憲法改定を目指す旧民主党系ですから、自民党主流より「危険」です。
ですから、自民党を野党に突き落とすと言う意味で必要ですが、それ以上は危険過ぎると思います。徴兵制論者ですし、増税論者でもある。自由競争を促進しつつセイフティネットを張るというがこれほど無駄な話もありません。
環境というめんでも、社会の所得分配と言う意味でも秩序ある市場経済を維持して行く事が重要だと愚考致します。そうすることで、失業も押えられる。セイフティネットに掛かる費用もむしろ鳩山式新自由主義よりは少なくてすむでしょう。
どうもなにか、国家主義者の小沢党首や新自由主義者の鳩山党首と組んで保守である自民党を倒そうと言うのには気は進みません。
ある種のナチスと言うか、「国家社会主義」に近い怖さをそこに感じます。ありていに言えば禁じ手だと思います。村山社会党よりまだ悪い。(あの時は組んだ相手は小沢派が居ないどちらかといえば中道的色彩が強かった河野総裁の自民党でしたから。)
それよりは社共で協力を進め、是々非々の立場を取る。それにより、影響力を徐々に増して行き、両方に失政あらば、天下も狙える、そうしたほうが良いと愚考しております。
なんどか、日本共産党中央委員会に「民主党に近寄りすぎるのは疑問だ」との趣旨で投稿しましたが、いつも「担当部署に回しました」だけです。自民党などは返事さえこないのでそれよりはマシかもしれませんが。