軍縮については賛成で、抑止力として共産党に期待してはいますが、「解消」を望む支持者ゆえに、共産党が再び「解消」を持ち出してくる可能性を思うと、今一つ具体的な支持に踏み切れません。というのも、やはりある程度の戦う力くらいは保険として持っておかないと不安だからなのですが(現在の軍備は大きすぎるとは思っています)、「解消」を唱える皆様は、万が一の可能性をどの様にお考えなのでしょうか。以下、質問させて下さい(万が一への対策を整えておくのが政治の責任だと思いますので)。
戦争が起こる可能性が低いことは認めます。けれども、軍事力は必ずしも実際の交戦のみに使われるものではありません。例えば、中国が台湾へ行った「砲艦外交」などもあるわけです(広い意味ではテポドンなども含まれるかもしれません)。皆様は、日本に軍事的抵抗力が失われたときに、そうした圧力をかけてくる可能性について、どうお考えでしょうか。
次に、本当に万が一の話ですが、日本が軍事力を持たず、どこかの国に圧力をかけられた場合、本当に国際社会は味方となってくれるのでしょうか。言論の力に頼ったところで、味方になってくれるとは限りませんし、パレスチナに対するイスラエルの様に、国連決議のようなものとても無視されることもあるわけです。もし事後的に他国の軍事力を頼るのならば、自衛隊を持ち、米国との同盟で抵抗力を維持しておくほうがましだと思うのですが、いかがお考えでしょうか(勿論、それ以前の外交的努力の必要は承知した上での設問です。