編集部のみなさま、他の投稿者のみなさま、あけましておめでとうございます。
「保守」の地域経済分科会です。本年もよろしくおねがいいたします。
1.参院選を占う。
新年早々ですが、まず、参院選の予測をしてみます。
今年の政局のカギである参院選。日本共産党はかなりやばそうですね。98年の15議席にはとても及ばないどころか、95年の議席確保もやっとか。大阪では、公明は当確ですから、自民、民主と残り2議席を争う形です。△。タレントが出れば、1議席。▲ですね。
京都は、民主と自民が出るので、公明党がどっちへつくかがカギでしょう。京都の民主は弱いのでひょっとすると、△くらいか。
兵庫は、98年のようには行かないでしょう。公明が自民につけば勝ち目はない。ただ、本岡昭次さんを公明は前回押してますので今回も民主を推して来るかもしれない。となると▲どなたか、情報をお願いします。
東京は、社民現職田英夫さんが引退し、少し楽か。○くらい?神奈川は、公明松あきら候補が、優勢。自民が一本に絞ってくると、民主が残りを取って、日本共産党は苦戦です。▲。愛知も同様で、苦しい。残念だが当選の可能性はかなり低いと愚考致します。▲もつけられない。
埼玉は、現職が居るので確保したいですが、▲。
比例区ですが、今の勢いだと、投票率45%で、7議席。60%で6議席。ただし、自民党が壊滅した場合は、お零れに預かれるかもしれません。
選挙区で3議席マイナス2、プラス4。うまくすれば、14議席確保ですが、下手をすれば7議席と惨敗。平均すれば9議席で、95年は上回るものの、98年には遠く及びません。
2.総選挙は?
ついで、総選挙で、与党の動きによって中選挙区制度が復活した場合を考えます。
昔の中選挙区がそのまま復活したと考え、日本共産党の得票率を12%と設定します。
東京では、東京2区、東京4区、6区、7区、9区、10区、11区で議席を獲得。
埼玉でも11区で矢島恒夫さんが当選。また3区も行けそう。神奈川でも2議席、千葉で1議席。関東では13議席。あと、長野で1議席。
東海は静岡1区が行けるでしょうか。愛知6区、三重1区、岐阜1区。ここも行けそうです。
中部地方は5議席。
近畿は、大阪で6-7議席確保。兵庫も1区、2区行けそうです。京都も2議席。奈良、滋賀、和歌山も全県区復活なら行けます。14議席。
中国地方ですが、広島県では2000年総選挙で案外善戦しています。1区は秋葉忠利市長がもう議員ではないのでその隙が狙えます。自民現職、無所属の会、公明が優勢で、後を自民元職と共産新人、社民現職で争うか。島根全県区も中林議員地元で行けそうです。四国は高知全県区。3議席。
九州は、福岡で2議席、沖縄で1議席。3議席。
東北は、宮城1区、福島1区で行けるかも。また秋田一区も。最大3議席。
北海道は1区と4区くらいいけるか。2議席。
合計で最大43議席。悪くとも35議席。ただし、この場合、民主党が伸び悩みます。公明党もしっかり60議席を確保してくるでしょう。
自民は落ちこみを押えて以外と善戦。自由と社民が以外と苦しい。中選挙区では小沢党首や土井党首、辻元清美ら大物以外は案外当選ラインには達せずということも。下手すると双方10議席前後に落ちこむ。この分が日本共産党に来ただけと言うことにもなるかも知れません。
あと、公明に自民が食われるでしょうね。選挙協力が出来ない分。与党全体ではしかしギリギリ過半数を維持する可能性も大きい。加藤派が下野する可能性もありますが、逆に自民党が民主党右派に手を伸ばす可能性もある。中曽根さんの動きに要注意です。
わたしは個人的には与党の中選挙区復活に乗るべきだと考えていますが。ただし、定数是正はきちんとさせないとだめです。