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YYさんの中央へのメールについて考えました

2001/1/13 きくちゃん、50代、映写技師

 YYさんの中央委員会へのメール について。
 安保、自衛隊問題について、国民投票を実施することが大切です。日米安保条約即時廃棄、自衛隊即時解散なのかそれぞれ段階的解消にするのか国民の意思で決めてゆくことが肝心。「民主連合政府」「共産党も参加する連立政府」が成立したとしても、国民は日本共産党の全ての方針、政策を支持している訳ではないので、国の防衛、安全に関する重要な案件は「国民投票」で決するのが当然だと思います。突発的な出来事やもし侵略行為がなされた場合、日本国憲法で許される範囲内の対応をしてゆく。自衛隊は違憲ではあるが暫時、国権の発動として自衛隊を超法規的に活用する。警察の指揮・命令系統を内閣におく措置をとる。しかし基本はあくまでも世界の諸国民への訴え、国際世論への訴えが日本国憲法の主旨であり、「超法規的」対処は憲法の建前上やむを得ない暫定的措置として行使することを国会で議決。
 武力的暴力的反撃は必要最低限の範囲で行使する。しかし、今日の国際情勢で我国への侵略などといった想定は、非現実的なのであるが、いざというときへの日本共産党の考え方を示しておくことは、必要であろう。自衛隊解消は災害救助隊への改組などいろいろな方策をとることにより、極度の混乱を避けることが考えられるが、日米安保解消は相手がアメリカなので、国民の総意と連合政府の確固たる決意が必要でしょう。
 YYさん、共産党中央でも安保、自衛隊問題の現実的対応に関してはきわめてオープンに議論が出し尽くされている訳ではないように思われますので、みんなでオープンに議論することが、とても大切に思います。
 しかし、ボクにとっての関心は「日本の借金」(国、地方)問題。借金時計http://www.takarabe-hrj.co.jp/takarabe/clock/index.htmによると637兆円とのこと。健康保険財政は大丈夫かしら。年金財政は心配ないのかしら。もしかしたら断崖絶壁、日本は崩壊直前なのではないかと心配です。自民党を倒しても、その悪政のつけが残るだけではないのか。将来の展望は明るいのだろうか。