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教育「改革」について……日本のソビエト化防げ

2001/2/25 地域経済分科会、20代、サラリーマン(連合組合員)兼NGO活動家

 こんばんは。「保守」の地域経済分科会です。

 PC故障、サーバー移転で多忙のため大変ながらくご無沙汰致しました。

 辞任寸前の森君ですが、「教育改革」には気合の入れようが違います。
 まったく困ったものです。
 「滅私奉公」「神の国」云々を本音にやられたら、日本はソビエトや北朝鮮のような社会になってしまいます。(戦前の日本も実はスターリンやヒトラーをモデルにしてる面がある。)天皇陛下を金日成首領に入れ替えたら全く一緒です。神を「主体思想」とかに置きかえればもっとよくわかります。
 彼らは保守ではなく反動、退歩です。今までの伝統の上に時流に応じて新しいものを積上げて行くのが保守であり、革新だと、伝統をひっくり返して新しいものにしてしまう。反動だと、積上げていたものを後戻りしてしまう。私の定義だとこんなところです。
 私は、神道は信仰しますが一部の町内会の様に神社費を町内会費から引くことはすべきでないし、信仰を推しつけるのはけしからんと思います。祭りだって伝統の上に新しいものに対応していろいろ積上げて行くのが筋だと思います。
 教育基本法に「公」という視点がないというのが森君ら「反動」の考えですが、「公」の視点がないのは誰か、胸に手を当てて欲しい物です。
 しかし、こういうときに、日本共産党に元気がないのは痛い。自由が奪われて行きますよ。物を言わない国民に日本人はさせられてしまいます。
 民主党支持者のような人でも、結構「自由が過剰だ」とか教育に関しては考えているふしがある。民主党支持者は所詮なんというか、結構流されやすい人が多いので安心できません。
 ソビエトや北朝鮮のような体制にして人間破壊を目指す一方で対外的には英語教育をやって、アメリカ企業が進出しやすくする。自民党の狙いはこんな按配でしょう。
 むろん、日教組・解放同盟もやりすぎました。これまた糾弾とかで学校現場をしばしば麻痺させてきた。最近でも三重県で校長自殺が起きてしまった。
 人権尊重は当然ですが、しかし、自殺者が出るまで糾弾するなど問題外です。
 それといい加減なのが文部省の官僚。ころころ入試にしても何にしても制度を変えすぎます。これもよろしくない。
 また、教育におけるものさしが画一的過ぎる。国民性の問題もありますが。。学歴主義と言うのはどこの国にもありますが、しかし、日本ではいやな勉強をさせられているような子供も多い。
 しかし日教組の一部の教職員には今度は「東大へ行く奴は全員馬鹿で、学力がない人がえらい」などと本気で考えている人がいるのに唖然とさせられます。
 これは事実です。ことあるごとに「あれは一流大学だから駄目だ」とか、言い出すから呆れたものです。そうではないだろう、その人をちゃんと見ろよ。といいたい。身近な例でもいます。
 支配階級への反発もあるのでしょう。ところが、そういう人に限って檜風呂の豪邸に高級車などというケースも多い。で、管理職のほうが全然資産がないそれこそプロレタリアだったりするんですね、これが。大昔のソビエトだったたらそれこそ真っ先にシベリア送りになるような人です。
 そしてストだなんだという。一般県民は苦しい生活をしているのに。こうして猛反発を食らい、日教組=悪のイメージが定着した。
 自民党による攻撃もあるのですが、しかし、反発を受けるような事を日教組の一部の組合員はしてきたのは事実です。
 そして、ついにはリベラリズムを教育から奪い取るための攻撃に絶好の口実を与えてしまったと愚考致します。残念ですが。教員は個々は仕事は大変です。
 しかし、心無い人間の行為が、どんどん自由主義教育への攻撃を誘発するのが現状でしょう。
 日教組・解放同盟による息苦しい教育でもなく、官僚による場当たり主義でもなく、自民党や民主党の反動政治家によるソビエト化・北朝鮮化でもないリベラリズムの教育、普通の教育を取り戻すためにある程度日本共産党が元気でないと行けないと思います。