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時代の変化

2001/2/17 待子、60代以上

 バブルの最中は、大方の人が、バブルだと気がつかなかったから、バブルになった。
 バブルがはじけたら、大方の人がバブルだったと解るが、すでに多くの人が傷ついた後である。
 昨年は、インターネット関連の大バブル、今年はもう冷え込んでしまっている。又、前のバブルに懲りずに、傷を負っている人は多い。解っていても、会社が倒産したような不可抗力な犠牲者も多い。
 今の時代の流れは速い。今、われわれがここで討論している問題も、夢物語になる日は近いかも知れない。
 日本は、曲がりなりにも、民主国家である。選挙制度に欠陥があると言っても、自・公・保を支えているのは多数派の国民である。
 同じように、日本共産党の体質の中に官僚主義的体質があって、その改善を述べあっているのがわれわれであるが、その体質を支えているのは、やはり多数派の党員である。
 一人一人が、主体性を持つよりも、上の人のいいなりになっていた方が好都合だし、永年それに慣らされて来ているからしようがない。
 一人一人の党員の体質が変わらない限り、日本共産党の体質は変わらないと思う。指導者の体質が変われば変化は早いけれども。
 一人一人の党員の体質を変えるには、[変えた方が、成果が上がるよ]という実績を見せる必要がある。
 今、結構そういう体質の変化の運動が起きつつあるように、私には感じられる。<さざ波さん>の存在も、そのうちの大きな一つだと思う。
 これが、来年になっても変わらないようだったら、この党は御陀仏ですね。もし変わらなかったら、髪をそってお詫びしなければならないかしら。そんなに簡単なことじゃないんだぞとおしかりを受けそうな気もしますが。