先日の貴方の年金に関する投稿に関し若干気になる点があったので一言します。かつて党が年金制度に反対していた時期があったのは事実でしょう。特に六全協以前は「革命が起こればそんなものは不要になるのだから年金に加入する奴は現体制の永続を願う裏切り者だ」という風潮が党内にあったのも事実でしょう。
問題は党が方針を変更した結果方針に従って不利益を蒙った党員を「個人の責任」で済ませられるかということです。現在年金受給世代の党員が現役だった頃に(とりわけ専従党員の場合)「党の方針がどうであれ自己責任。自分は自分でやっていく」というような生き方が果たして可能だったのでしょうか。無論党中央が方針変更した際に、方針に忠実であったが故に不利益を蒙った党員支持者へ補償する能力や気概が全くないことは判りきった話ではありますが。責任追及したところでせいぜい「あの頃は徳球が指導していたから」といわれるのが落ちでしょう。覆水は盆に返らないのであり、こうした過去を教訓に私たちは党など宛てにせずに自己責任で生きていけばよいのでありますが、問題は専従者です。RON氏や萩原遼氏なども指摘されていることではあります。べからずずくめを専従者が強要されている現状では(無論本人の為ではなく組織擁護の為にすぎないが)、自己責任で自由に生きていくには程遠いのではないでしょうか。。