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一般投稿欄

火花さんへ-国労1.27に関連して

2001/2/6 AIT久我山支部(準)

※以下は、「党員討論欄」の火花さんへのレスです。

 火花さん、どうも。1.27に「個人決起」し、苦労を共に分かち合った者として、心から連帯のメッセージを送ります。
 あの場に、共産党員の人が個人で来ていたということに対し、少しの安堵感を覚えるものです。

 あれから10日が経ちました。マスコミは北海道や九州のメディアを別とすれば、何事もなかったように静かです。しかし、全ての問題、とりわけ中小未組織への運動への影響、労働委員会制度その他への波及、企業再編による本格的組合つぶし等々は、まさにこれから、地響きの如く伝搬しはじめることでしょう。我々はとんでもない「時代」を迎え撃たなくてはならなくなったようです。

シュプレヒコールを繰り返しながら「何故俺はここに居るんだろう?」「色々理屈つけてるけどただの野次馬なのでは?」との考えが頭をめぐる。その中で「人の人生を勝手に決めるな!」のコールが響いた、「そうだ!」「俺が今日ここに来た理由はこれだったんだ」「力のあるものが力の無い者を踏みつけにする」「所は違えど現代社会のあらゆる場面で繰り広げられるこの構造に反撃したかったんだ」と自分が日本共産党に入党した原点もこれだったのだということに気がつく(そこからあまり成長して居ませんが・・・)(笑)そして今の日本共産党の現状に泣いた瞬間だった。

 立場も組織も違えども、私も同じような瞬間はありました。ここの部分を読んで、何故か自分のことのように涙がこぼれてきました。
 それにしても、「人の人生を勝手に決めるな!」というアピールは、本当に感動的でした。そして、あのような中でも闘った見ず知らずの仲間がいたということに対しても。

 それにしても、私のようなアウトローはともかく、共産党内の火花さんのような心ある方、とりわけ、闘争団所属の反対派共産党員の気持を思うと、本当に言葉もありません(社民党は論外として)。
 私が、多分日曜版をやめる、といってその理由を話しても、聞いている党員の方はポカン、としているかもしれません。何かそんな感じもします。そんな構造に対して、やはりガマンできないままでいます。

 しかし、敢えて言うと、そういう方に対して、私のような外部の立場から語りかけ、理解を得るのは、やはり限界があるような気がします。
 大変無責任な言い方ですが、火花さんのような方が内部に留まり続けることも、運動の発展のための一つの選択という気もします。内部からしか変えられないこと、出来ないこともあると思います(これは、どんな組織でも、会社でも何でもそうかもしれません)。
 もちろん、それは火花さんの「心のバランスシート」如何によるものですから、他人が口出すべきものではありませんが、失礼を承知で敢えて申し上げた次第です。なにとぞご容赦をm(_ _)m

 火花さんが党を出る、留まるは別としても、今後ともお互いの場で、闘争団を、そして数々の争議団に支援・連帯していきましょう。
そして、常によりよい運動の形成のために、問題を解決する「当事者意識」を忘れずに、対応していきましょう。

 「別個に進んで共に撃つ」ために、またどこかでお会いしましょう。(^^)/