前回、反核・平和・人権団体の不甲斐なさと国の独立と平和(国民の安全と財産)を犠牲にして憲法を守る本末転倒を述べさせていただきましたが、文中で危惧した某大国の教科書に関する内政干渉やロシア空軍による領空侵犯は現実のものになっています。
仮に日本の外相が某大国に対し、あまりの軍事大国ぶり、人権無視、日本を敵視した教科書、非友好的な抗日戦争記念館、領海侵犯、不法入国に言及したらどうでしょう。恐らく内政干渉として一蹴するでしょう。一蹴どころか逆に恫喝してくる気さえしますよ。これは、かの国のモラルが特別に低いと云うわけではなく、各国に共通するものであると私は思います。日本に共産党政権が誕生すれば、善良な人民による政府が誕生したとして日本に対する国際社会のモラルが向上するとの考えは幻想に過ぎないと思いますよ。