二宮氏からコメントを頂いたので、私の考えをもう一度整理する形で述べておきたい。
R大学K学部、D会の故U教授と、幾つかの投稿をつなぎ合わせれば、サンダーバード氏の告発は名指しに等しい。東京の大学出身で、異郷にて教鞭をとる者にとっても、ほどなくして謎解きすることが可能であった。
まず私の投稿は、U氏については本名で書いてある。ただし、編集部の判断においてU氏となった。
R大学における理事会・組合・日本共産党の三位一体性と、今日はために見ても、本来あった筈の『理念』を大幅に逸脱している経営主義的大学運営については、余りに有名であり、ここでは多くを語りたくない。サンダーバード氏も、恐らくそういった「システム」中で、傷心したであろう事も、推測に難くはない。
しかしながら、仮に「U派」に排斥されたとて、サンダーバード氏に研究者としての自立性と能力が備わっていたとしたならば、必ず学界中において理解者を得られ、そこから新たなる道を歩むことが可能なはずである。少なくとも、私が所属している学問分野では、右であれ左であれ、基礎研究の優れた若者は、何れ相応しいポストを自らの手で獲得しているように思われる。また「U派」といわれる院生とて、こんにち就職活動で往生している事実は、他ならぬサンダーバード氏がご存知であろう。
こんな掲示板で自慰的告発を繰り返すよりも、瞑して原論を再読したほうが良いのではないか?サンダーバード氏の告発は、研究者からの脱落宣言と、本質的に変わらないだろう。かつて外様ゆえにM青にいじめ抜かれたオジサンによる、サンダーバード氏の奮闘を期待した苦言と受け止めていただきたい。
誤解を与えた表現があるかもしれないが、私自身は研究者を目指しているわけではないことをまずいっておきたい。それから、これも誤解であるが、私自身のことはどうでもよいのである。私の過去の投稿を二宮氏も読んだということであるが、私自身がいいたいのは、これ以上の犠牲者を増やさないために投稿しているのである。わざわざ3月に集中的に投稿している意味も分かって頂けると思う。名指しに近い書き方を行っているのもそのためである。
また、あえて「さざ波」に投稿しているのも、編集部の態度がまじめであるということにつきる。実名で書きたい放題のサイトがあることは二宮氏もご存知だと思う。
それでは、今度は二宮氏にお伺いしたい(義務ではないので答える必要性はもちろんない)。多くの党員は、U派に問題があることを知っている。しかし、知っているだけである。新入生の生活がメチャメチャにされても、自分は資本論を読んでお勉強していればいいという発想である。二宮氏の意見は一見、紳士な意見であるかのようにみえるが、結論は何もしないということにつきる。
私自身は離党しているが、もし二宮氏が具体的に問題解決の方法を提示し、党中央もまじめな対応をみせるなら、私は投稿をやめてもよい。私自身は、U派が全国のどの大学にいるかということをだいたいではあるが、明らかにした。これらの大学のまじめな党員と民青同盟員は、次のような公式の見解を出すとよい。
「我々は、U派なる分派組織とは一切関係がありません!!」