一体、議員(特に国会議員)の候補者はいかなる基準で決定されているのか、私は、民主団体に勤務していたが、まったく窺い知ることができなかった。組織のかなりの上層の人でも知らされていないようだ。
市町村会議員の場合は、落選しても仕事に困らないように組織の専従から擁立するのは理解できるが、党組織の内部の人間関係の世界しか知らない人が、いきなり国政に出るの無理があるのではないかと思う。党内の人事に大変怪しいものを感じるひとは、私だけではないと思う。 たとえ1期でも、地方議員を経験してから国政に出た方が良いと思うのだが、それとも国政と地方はまったく別物と考えているのだろうか。
どうも、組織専従の方からは、一般世間で通じない常識の世界で生きておられるいう印象をもたざるを得ない(全員ではないが、なんにでも例外は付き物)。ま~そういっても、どッかの党のように架空党員の獲得実績によって、比例代表の順位が決まるのもどうかと思うが、ただ少なくとも彼らの理屈は間違ってはいても、単純明快わかりやすい。