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どこへ消えた、あの話

2001/3/21 ミカヅキ、30代

 私が、80年代半ばから90年代のかかりにかけて青年運動に関わっていた頃、党は「社会主義の制度的優位性」をかかげ、民青の初級・中級同盟学校でもソ連・東欧諸国の現状に対して、一部に言論統制などの問題もあるのの、充実した福祉を実現し(実は嘘だったことは今日では分っている)基本的に資本主義より優れた制度で、一部にある問題も社会主義の「復元力」によって、乗越えられると教えられてきた。今も私の家にはそのことを書いたテキストがある。ソ連は社会主義ではないとの当時の私の意見は、勉強不足と反共マスコミに踊れされているせいとされた。
   いま党は、ソ連は社会主義ではなかったなどといっているが、かつての誤った分析に対しては口をつぐんだままだ。
 この掲示板を通じて言いたいのは、過去の経緯を知らない青年達が言いように言いくるめられているのを見るに忍びないからだ。青年諸君、私の言っていることを確かめたければ、80年代に出版された党・同盟の決定、テキストを入手していただければ分る。組織の人は嫌がるだろうし、下手をすると危険人物・スパイ扱いされるから県立図書館で調べるのがベストと思う。
 推薦図書は、聴濤氏の『資本主義か社会主義か』です。
 たしか、新日本出版だったと記憶してますが?