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ミカヅキ氏、赤い十字架氏に共感

2001/3/24 KM生、40代、公務員

 3月12日付ミカヅキ氏、3月19日付赤い十字架氏に賛成する。小生も前衛4月号を立読みしたが、余りのワンパターンの下らなさ(青年学生活動の後退の原因を自らの指導のまずさに求めず、下部の努力不足に還元している。こんな下らないワンパターンはこの20年以上聞き飽きてきたのだ。)に購入を辞めた。
 この数年間選挙で伸びたにも拘らず、機関紙や党員数はむしろ後退していた。昨年の衆院選敗退もある意味で必然であった。無論その原因の最たるものは青年層の獲得の失敗にあった。小生の周りをみても、この間入党した青年は両親が党員で親に勧められて入党した者ばかりである。先日の御通夜のような全学連大会(正に全学連の葬式=終焉前夜を思わせるような衰退ぶりであった)に代表されるような学生自治会活動や労組の青年部活動の後退により、最早大衆運動を通じての青年入党者獲得は不可能なのである。
 解決の道は1)党青年学生対策部門、民青指導部の率直な自己批判と2)民主集中制の廃止による党内外からの建設的批判意見の募集と公表によってしかないのである。(2点とも現在の党指導部に望むだけ無駄であるが。)
   青年学生を取巻く状況は深刻である。しかし我々は評論家ではないのである。政党は飽くまで実践者であるのだから状況分析だけでは不十分である。その深刻な状況に対して克服する成果を挙げることを通じて青年学生を獲得しない限り、合格点は与えられない。かつて20万を擁した民青が10分の1の2万に後退して組織の存亡を問われているときに、4月号の座談では後退に少なからず責任を負うべき和田氏が他人事のように能天気に語っているのには呆れる他はない。要するに日本共産党とは50年問題の責任を死んだ人間=徳球に押付けたことに代表されるような、無責任集団なのである。
 最後に、本サイトにアクセスされている青年学生党員諸君には、党など宛てにせず(どうせ誤った方針しか出せず、それに従った結果被害を蒙ったところで「お前が悪い」という対応しかしてくれないのであるから)「自分は自分、党は党」という立場で現在の君達の学問と仕事を大切に自己責任で生きていくよう進言する。余りにも党の方針に忠実であった自らの学生時代への多少の後悔を込めて。