投稿する トップページ ヘルプ
現在、円安が進行しています。デフレを防止するには円安が望ましいような論調をみかけますが、これは間違った考え方ではないでしようか？
日本のさらなる円安によって経済的に困難な立場にたたされるのはアジア諸国でしょうね。
アジア諸国が輸出先はアメリカ市場だけと考えたら大間違いです。
日本市場も重要な輸出先なのです。
むしろ日本が本来とるべき経済政策は、アメリカに代わってアジア経済の牽引車とならなければならないはずでしょう、そのためには円高にすべきなのです。円の価値が高ければそれだけアジア諸国における為替差益が生じ、アジア経済の活性化に寄与するはずです。これによって日本もアジア貿易により恩恵をこうむることができるのです。
日本はアメリカの肩代わりができなければおかしいのです。
世界最大の個人金融資産と世界的に競争力のある企業を持つ国ならば、アメリカの肩代わりができるのが本当の経済大国であり、アジアのリーダーと呼べるのです。しかし、現状はどうでしょうか？
情けないの一言に尽きます。
このまま日本が没落の道を選択してまでも、既得権益を死守しようとするなら、それは大きなあやまりでしょう。
日本の選択はアジア諸国の経済的牽引車、アメリカに代わる世界的な経済的牽引車とならなければなりません。そのためには、構造改革を断行しなければならないでしょう。
辛く苦しい構造改革によって日本が不死鳥のごとく蘇るのは、アジア諸国のためであり、世界のためであると同時に、日本の若者の未来のためでもあるでしょう。