4月13日付浩二さん、文鳥さんの投稿に感ずるところがありました。
一つは浩二さんの「常に敵を作り出す、敵なくしては自己の存立基盤がない、そういう共産党の本質」という箇所です。自民党は、マスコミから連日バッシングを受けていますが、社民党や共産党は殆ど批判されません。何故でしょうか。
それは自民党の政策や体質が国民生活に直結しているため、マスコミや他の政党が厳しく監視しているためです。反面社民党や共産党が批判を受けていないように見える大きな理由は、彼らが日本国や日本国民にとって影響力をもたない、とるに足らない存在であるからで、彼らの政策や体質がけちのつけようがないほど立派なためではありません。
従って、共産党が一定以上の影響力を持つようになれば、厳しい批判を受けることが予想されます。
二つ目は文鳥さんの「初めて会議に出て、皆様喜んでくれましたが、その喜びの中の一番が新聞を配達する人が一人増えた事だと、私は今でも確信をもって感じています。」という箇所です。
現在共産党は、「日本の反動的な支配体制の中心である日本独占資本主義は、日本の労働者階級と勤労人民にたいする搾取を最大の基盤にして云々」というようなことを言っております。しかしながら、私は「搾取」という言葉は、「共産党の幹部が、文鳥さんのような、大した報酬もなしに、人目も気にしながら、それでも赤旗やビラを黙々と配っている善良な方々に対して行っている行為」と定義した方が余程ぴったりすると思います。