生物兵器に関する攻撃用研究と防御用研究の相違点についてのお尋ねだと理解します。
その前に一般論として、対処と(防衛)と使用(攻撃)は表裏一体で、特に軍事技術においてYTTさんや中村大輔さんの指摘は全く正しいと思います。機関銃、戦車や航空機はそのものが防衛に使用すると云えば防衛的だし、攻撃に使用すれば攻撃的になります。
お尋ねの生物兵器に関しては、共通部分も勿論ありますが、相違点について簡単に述べますと防御用研究は、使用された生物兵器の種類を特定する研究と、それに対する防疫の研究が主体になると思います。これに対し、攻撃用研究は生物兵器を敵陣地まで運搬し、拡散させる研究が主体になると思います。
従って生物兵器を運搬(生物兵器用ミサイル等)する研究や、拡散(細菌爆弾等)させる手段を研究・開発していれば、攻撃用研究と見なされます。
それから、人の意志に関わることで将来の危険性を現段階で阻止する不当性については、思想弾圧的な例を挙げて示したので、気を悪くしたかも知れませんが同列には間違いないと思ってます。