大歩危さんの生物兵器研究に関する一連の投稿を読み返して見たのですが、その時々によって矛盾があります。
4/20日の投稿では内部告発のないこと、感染研と自衛隊に関する根拠のない憶測と云う言い方で、自衛隊では生物兵器の研究はやっていないと主張している。
次に4/23日の投稿では一段目で私に対して部隊名や所在地を教えてくれたら教えてやる、と云いながら二段目で自衛隊では生物兵器等の攻撃を受けた場合の対処の研究はしていると述べている。
4/24日の投稿では私が部隊名も所在地も云っていないのに親切にもご自分で調べた結果自衛隊では生物兵器の研究等は一切行っていないと断言している、さらにもしやっている事が発覚したら総理大臣の首が飛ぶとまで発言している。
そして4/25日の投稿では「防衛研究」しかやっていない事を中村氏は認めていると云う言い方で自分自身も「防衛研究」を認めている、しかし後段で「自衛隊は生物兵器の研究」をやっていないと知りながらやっていると中村氏が述べるのは不誠実だと批判することで自衛隊は生物兵器の研究はやっていないと主張している。
私から見れば「生物兵器の研究」をやっていると云ったり、やっていないと云ったり、どっちが本当だと云いたい気持ちだが、大歩危さんの言い分は基本的に「攻撃用兵器研究」と「防衛用兵器研究」と頭では区別しているつもりが文章では「生物兵器研究」と云う同じ言語になってしまったのだろう
と解釈しよう。
ところで、攻撃用生物兵器研究と防衛用生物兵器研究とは果して正反対の物だろうか、一頃共産党が核実験について「社会主義国の実験は防衛のためであり、正義のための実験だ」と主張していた時期がありました、しかし現在では全ての核兵器は非人道的兵器であり、全面的に禁止すべきだと云う意見が大勢です、まず「攻撃用兵器」と「防衛用兵器」は絶対分けられない物と私は考えます、核兵器だけでなく爆撃機や輸送機等の通常兵器が分けられますか。
「兵器研究」に於いても同様と考えます「731部隊」の研究にしても「生物兵器製造の研究」が即「生物兵器で攻撃を受けた時の対処方法の研究」でした、もっとも「731部隊の研究」を否定する立場だったら無駄な例えですが。
結論としては、兵器や兵器研究に「攻撃用」と「防御用」の2種類があると考えている立場の人との議論は何処までやっても平行線ですので私は疲れますのでこの辺で止めます。