kappaさんの、『赤旗』についての投稿に共感しました。両親が共産党員だったので、中学生のころは私も熱心に赤旗を読んでいました。しかし、高校生になり、いろいろな本を読むようになって、赤旗で使用されていることば(表現方法)に違和感を覚えるようになりました。現在はどうか知りませんが、当時は『~です、ます』といった断定調が使われていました。なんだか意見を押しつけられているようで、読むのが不満になっていきました。同時期、幼なじみの紹介で、民青へ勧誘されましたが、電話をかけてきた人の、これもなんだか違和感のある態度と、若いときに特定の思想にそまりたくないというわたし自身の意思により、断わりました。
父はよく、『マルクスはこういった』と語っていましたが、彼自身はマルクスやレーニンの著作を読んだことがないと言いました。だから彼のいっていたことは、共産党が教育したそのままだったと思います。これが反面教師となり、わたしはなにかを語るときに、テキストを読まないかぎりは話さないという習慣(当然そうであるべきですが)がつきました。共産党員はけっこうこういう人が多いのではないでしょうか。自分のアタマで考え、自分で判断するというのは、基本的なようであって案外ひとはしていないと思います。これではキリスト教などの宗教団体と同じように思われます。