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一般投稿欄

40年まえの日本共産党批判

2001/4/1 まっぺん、40代、会社員(プチ・ブル)

 みなさんのご意見をいつも拝読しております。多くの意見を活発にたたかわせる環境があってこそ党・組織は発展するものと確信しております。これからも投稿者のさまざまな主張を楽しみにしています。

 共産党中央に対する内外からの疑問・批判は今はじまった事ではなく、はるか以前からあったものですが、43年前に共産党活動家・沢村義雄によって書かれた論文を紹介します。かつて共産党京都府委員として献身的に活動してきた党員による「第七回大会」綱領論争にむけた論文で、1958年1月12日付京都府委員会党内機関紙「府党報」に掲載されたものです。しかし、党中央は彼を「トロツキスト」と非難し(当時「トロツキスト」は「反革命」と同義語)まったく正式な手続きもなく党から追放し、沢村とその論文を一般党員から隠したまま闇にほうむってしまいました。

 今の時代とはいろいろ異なる状況もありますから、沢村論文の内容は状況との関係を考えて読まなければいけませんが、それでも「党の原則」に照らして考えた場合、今日でも非常によくあてはまるものであると思います。やがて沢村はトロツキスト組織「第四インター」に加盟しました。思想的に同一かどうかはともかく、沢村が党内で考え、行動した事の意味を考えると「さざなみ」通信を運営し続けてこられた方々、また投稿者にも共通な気骨をもつ「40年先輩」といっていいのではないでしょうか。昨日私のホームページに掲載しましたのでぜひ目をとおしていただきたいと思います。

http://www1.neweb.ne.jp/wa/redmole/web/bunko/03/bunko03f.html