共産党員の夫を理解したい為、ただその目的だけで党に入った為か? そこは分からないが地域の組織に入ってがっくりしてしまいました。感想は(え、こんなに党員が少ないの?)でした。
舅がいて、子供がいて共働き、夫は解雇され労働争議中、ほとんど家にいない。となると妻、嫁、母親、労働者と何役もこなさなければならない。
働いている為、夜の会議にしか出られない。会議の場所に行くにも同じ町内の隣近所とはいかない。少ない党員が点点としかいないのだから。子供は理解してくれたが、舅は夜出かけるなど論外でした。私は夫が信じてやっている事を身をもって理解する為と必死でした。
初めて会議に出て、皆様喜んでくれましたが、その喜びの中の一番が新聞を配達する人が一人増えた事だと、私は今でも確信をもって感じています。朝から夜9時頃まで働いている私にとって朝の新聞配達等とんでもない事でしたが、結局週2日~3日やる事になってしまった。その上新聞の集金迄加わった。夜の会議は時間が限られる為、上から降りてくる問題を話す、または伝える、で悩みを話す時間など無いに等しい。なまじ拡大で新聞が増えたりすると誰が配るか、集金するかで一時間以上決まらない。
選挙になればもっと大変、標読み、資金集め、支部で目的が達成できないと支部委員がやり繰りしてお金を又出す。
新聞配達の人が一人出来なくなると自分達で党員らしき人の家を訪ねて何とか協力してくれるよう必死で頼む。だがそういう人達は、夫と同じで、自分の組織で手一杯でとんでもないと言う事になる。
かくて私は共産党の理念など勉強する暇もないのに機関紙係となってしまった。それぞれの赤旗集金の人に何日までに集金をして持ってきて下さいと頼んでも守られたためしがない。お金が無い私か゛家計費をやり繰りして立替払いをしなければならなくなる。
夫と喧嘩しなくなるどころか、舅とまで喧嘩する事になってしまった。がそんな事会議でチラッと言ったところで、上級からどんどんおろされてくる事をかたずけるのが最優先だから聞いてももらえない。
これがみんなを大事にする共産党か?と心身共に疲れきり私も15年前に脱党者となりました。
それでもまだ個々の共産党員のやさしさとかは信じてカンパ、票は入れていたが、今回「さざ波」に投稿したような「共産党の規約は国民を欺く飾り物?」の事件で、これは共産党は旧社会党のように崩壊し、新たに一から出直したほうが良いと考えている次第です。
4月3日の裁判の内容を整理できました。また目をとうしていただければ幸いです。