革命 命さんへ
小泉内閣を評価しないのは、当然ではないでしょうか。森派会長として森全総理を支え、今度は世論に負けそうだとなると、突然正義の味方のように変身したふりをして、評価ではません。
小泉氏は森派にいてもいなくても本来自民の共通的な巾広い思想(右翼的な面と左翼的に近い中道といった方が良いのかな)を持って一匹狼的な持論(得意な郵政民営化論)があると思います。近年過去の総理は社会的構造問題があっても特定利益団体の既得権維持擁護で先送りしてきた官僚的な答弁しか持ち合わせしてこなかった事と右翼的改革論は経済問題が目立つために影に隠れていた事。
政策を一つ一つとってみても、今までの自民党内閣ができなかったことを、連立政権で成し遂げるというのですから、国民にとてつもない痛みだけを押し付けて右翼反動的に乗り切る、そんなことが評価に値するでしょうか。
この点は私も小泉氏に対して一面異論があります。小泉氏の頭にある社会の構造改革論は、財政・経済関連問題の不況と憲法問題の二股の改革を唱えているようだか、国民が期待する緊急課題とはミスマッチも見られ前者の財政赤字と不良債権処理など経済不況の解決であって、後者は自民党員の総裁選から小泉氏の隠れた一面の一部の党員と便乗した他政党の共感者と一部の国民だけと思います。従って自民党員とマスコミに乗った翼賛的な国民全般(共産党支持者でも小泉氏支持)の世論支持率の圧倒的な8割以上の支持で今までにないカリスマ的人材の待望論で変人=変革と期待されているのあると思います。
ハンセン病患者の方たちに対して、最初は門前払いで控訴すると脅しをかけておいて、一転会うと控訴しないとか、絵に描いたような国民へのだまし方です。
この件も異論あり、公明坂口厚生労働大臣の進退の決意で小泉氏が折れた要因も考えられますよ。もし当初の思惑から控訴を続行したら、自公保連立は崩壊したかもしれませんね。まだまだ、自公の政策不一致テーマ(靖国・在日参政権などの課題)は残されていますが連立政権の危機は継続中ですね、公明がブレーキをかけている一面あり、それに対して、自民が参院選で圧勝すれば戦略的に衆院選もありそうで、公明の運命は社民(旧社会)の歴史を繰り返す?。
斎藤 一さんへ
小泉内閣を支持することには、絶対に反対です。なぜなら小泉内閣は、自民党の一般党員が参院選挙に危機を感じてできた政権だからです。さらにその小泉政権の背後に中曽根康弘、石原慎太郎といった極右政治家の背後がみえ隠れします。
再び何回も唱えても分からない愚かな野党の政治家とその支持者たち、共産党を含めた全野党政党はなぜマスメディアに乗って森内閣失言の揚げ足とりで二回も退陣を要求したのでしょうか、参院選まで戦う戦略・戦術を考えない馬鹿加減は戦後何回も自民党の揚げ足とりで内閣退陣しても与野党の政権交代のないたらい回し政権を繰り返す体質は、野党の信頼を得られない要因を形成してきた一面がありますよ、少数派公明が各野党の体質を嫌って自民に擦り寄る一面わかる気がします。要するに共産を含めた全野党は小泉氏が唱えた「解党的出直し」がないと次期参院選と地方の都議選、何時の日か衆院選で壊滅的な敗北を予想されると思う。