共産党が経済同友会との懇談が先日あったようです。私は共産党が反独占の態度を貫いていたのにもかかわらず、大企業との癒着の切っ掛けをつくったのかと驚きました。
経済同友会は労働組合のイデオロギー対策の本部です。そして、徹底して、大企業や中小企業での労働組合なかの共産党や社会民主党の左派、新社会党の影響力をなくすための対策部です。
両者は、消費税や小泉首相の「構造改革」の違いがあっても雇用対策(ワークシェアリング)で一致してようでした。両者の懇談が職場で活動している共産党員に「職場のたたかいに集中するよりも、選挙活動に専念せよ!」と無理矢理押しつけています。自民党や財界、公明党・創価学会の攻撃の口実にはなります。
共産党が労働組合運動の強化よりも選挙運動に矮小化してしまうほど労働者に基盤を置かなくなりました。