昨今、「つくる会」の教科書が国際問題となっていますが、これについて意見したいのと、皆さんの考えをお聞きしたいと思います。
まず、私は「つくる会」の教科書は良くない教科書だと思います。
しかし、これを検定ではじくのはどうかと思います。
私は「家永裁判」などを通じて、教科書の検定など無くしてしまえばいいと思っていますので、たとえ右翼の作った教科書といえど、それは表現の自由として認めるべきだと考えます。(ま、これは表現の自由とはちょっと違う問題なのですが)
民主主義の大原則は「私はあなたの意見に反対だ。だが、あなたの意見は命をかけて護ろう」ということです。
検定によって「つくる会」の教科書をはじいてしまう事は、家永裁判の頃と変わらず、日本には暗い時代が続いているということにもなります。よって今回、検定を通過したのは、とりあえず、日本には民主主義があるぞという証明になったと思います。
次にこれに対する近隣諸国の反応です。
旧占領地の人々の気持ちは分かります。
しかし、この件で日本国政府にクレームをつけるのは内政干渉です。
日本は主権国家です。自主独立の国です。
国際感覚というものは、言いなりになるのではなく、「自分」というものをしっかりと持って相手と向き合う事です。
自民党はどうもこの辺を分かっていない。USAといい中共といい覇権主義には弱いようです。
右派が物が言えないのなら、われわれ左派が声をあげるべきだとは思いませんか。
この件に関して共産党はどういう対応を取っているのでしょうか。
また、皆さんはいかが思われますか。