はじめまして。ネット市民様。
チビネコといいます。普段は”JCP-WATCH日本共産党を考える”に生息しております。
さて、ハンセン病と共産党の関わりの件ですが、控訴断念の直後からJCP-WATCHでも討論となり、様々な資料の調査も経て、私なりの結論に到達しました。是非お聞き下さい。
> ハンセン病政策に対して90年もの間共産党はどのような具体的な運動をされてきたのか、私には見えておりません。
<戦前>
ハンセン病患者に対し最も献身的であったのは、キリスト教者、良心的医師などです。ハンナ・リデル、エダ・ハンナ・ライトなどに代表されます。
この当時、共産党は全く関わっておりません。
<戦後>
戦後まもなくから、共産党はハンセン患者内での人権闘争の先頭に立ち活動をしていました。いくつかの国立療養所内に、当時から今に到るまで党支部が存在し、中心的役割を果たしていました。
「1947(昭和22)年8月15日の投票に向け、参議院議員補欠選挙が行われた際、共産党運動員が楽泉園を訪ね、患者と接触するなかで伏魔殿的な実態が次第に明らかになり、決起と人権闘争へのきっかけとなった。」
<1996年らい予防法廃止>
1996年の「らい予防法廃止」は、元厚生省幹部大谷藤郎氏の提案によってはじめて論議された事です。患者組織も共産党もそれ以前は廃止と言っていませんでした。
<2001年ハンセン病国賠訴訟、勝訴、国控訴断念>
原告団、弁護団ともに中心に複数の共産党員がいました。
※下に紹介する弁護士HPを読んで頂けば分かります。
また、入所歴のない患者が隔離中心主義の象徴ですが、
この部分は意味が良く分かりません。よろしければ、ご説明願えませんか。
> 彼らに対してどのような法制度を要求し、具体的運動を進めておられるのですか。
これは、国賠訴訟弁護団と原告団の主張を読んでいただくのが一番正確です。共産党中央の方針/見解はこれらを追認しているに過ぎません。
私の考えは、下記の掲示板MSGにも書いていますので、よろしかったら読んでみて下さい。