浩二さんはとても鋭い視点で現実に即した意見を展開されていると思います。最近の凶悪犯罪にはあなたも共産党員として心を痛めておられると思います。実際にあまりにもひどい凶悪犯罪があったとき、この国では被害者の人権よりも加害者の人権を大切にしているのではないのか錯覚してしまうほど加害者(容疑者)に配慮がなされております。たとえば今度の池田の容疑者に対しても、何故に、警察側はマスコミ、国民から容疑者の姿を隠してしまうのですか。いったいどのような理由からでしょうか。明らかに容疑者への過剰な反応です。警察側のエセ「人権」的配慮によって、国民のフラストレーションが昂じてしまうことかぎりないのです。
「精神障害者による犯罪」について、刑罰の免除、減刑についても再考されることが必要でしょう。これは同時に麻薬や飲酒などについても同様だと思います。浩二さんが仰っておられるように精神鑑定についても再考が必要です。検察が起訴する段階で実施するのではなく、あくまで裁判上でやるべきでしょう。警察や検察の作為的な斟酌で刑罰が歪められてはいけませんでしょうから。
それにひとこと添えさせていただければ「精神障害者」のその多くの者は凶悪犯罪には程遠い存在の人々であると言っておきたいと思います。あなたは池田の容疑者は誰も弱者とは思わないと仰っておられますが、しかしもしかすると彼もある意味弱者だったかも知れません。親のしつけ、教育からの犠牲者だったかも知れませんからね。テレビに映る一瞬のふてぶてしい彼の顔を何度も見てしまうと「なんだこのやろう」っていう気持ちになってしまいますが、それがこうした映像の怖いところです。しかし彼が殺人鬼と化してしまったのは免れない事実なのです。いろいろと書物をご覧になられるのはそれはそれとして大切なことだと存じますが、お時間があればJCPウオッチ http://jcpw.site.ne.jp/ 今度の事件に関する浩二さんの書き込みも是非お読みくだされば有り難いのですが。