こんばんは。
「保守」の地域経済分科会です。
といっても、友人に洗脳(??)されて最近左傾化しているとの
噂もありますが(^^;;
都議選は日本共産党にとって大変厳しい結果となりました。
しかしながら、今回の敗北は、時の流れでどうしても
押されてしまう、そういう側面もあるのです。
一方で、日本共産党自身の方針不徹底もあります。
現代のヒトラー石原慎太郎に対する姿勢です。
是々非々で行くと言うのはおかしなものです。
小泉支持層=石原支持層と見て良いでしょう。
両者の性格は非常に似ていますから。
小泉支持層を敵に回せば石原支持層も敵に回ります。
にもかかわらず、是々非々で行こうとしたところで、
革新無党派が一部棄権した。
その分の得票率の低下が、全般的な議席後退につながりました。
ほんの1、2%の差でも、民主党と当落を争う選挙区では
大きく響いてしまいます。
26議席から15議席への後退ほどには得票数は後退していません。
小泉内閣への対決姿勢はこれでよいでしょう。ただ、それを
石原に対してもできなかったところ、ここに最大の
敗因があります。
ですから、まさかこういうことはないとはおもいますが、
小泉内閣へすりよったりしては絶対にいけません。
対決姿勢を強める事で、民主党との差別化を図ります。
自由党、社民は壊滅しました。都議会第4党とはいえ、15議席は、
89年、93年は上回っています。80年代末のソビエト崩壊寸前の
革新の陣地へ逆戻りしたというだけのことです。
(ここでは、民主党+生活者ネット=社会党とみなす)。
革新の大義を断固守り通すべきです。もし、万が一、
これを機にまた右傾化すれば、私の友人が気の毒です。
私は、断固として日本共産党が、参院選でも、その後も
小泉との対決を強める事を節に願います。
個人情報保護法(言論弾圧法)、土地収用法など
ひどい法案が続々出ています。
こんな状況を食い止めねば日本はソビエトや中国のような
政治体制を持ち、経済的には新自由主義で、金融資本が
乱入しアメリカの植民地と化すでしょう。
そして内部的には天皇陛下を悪用する。一方で、高齢者と
若者、公務労働者と民間労働者を分断する分割統治策が取られる。
そんな日は決して遠くはないでしょう。相手は曙のように
のどわで押してくる巨大力士ですが、後退は最小限に食い止めないと、
大変な事になります。