「トピックス」で、共産党以外の各党はタレント議員の擁立に走っていると批判されているが、事実誤認と一面性がある。
自民党や保守党の現職議員の中に、いわゆる「タレント議員」がいるが、彼らはすでに議員として実績があり、議員活動によって評価されるべきで、「タレント議員」として一面的に批判されるべきではない。
舛添要一氏は、確かにテレビ出演も多いが、本職は政治学者であり、東京大学の元助教授である。田嶋陽子氏も学者であり、法政大学教授である。彼らは「タレント候補」とは言えない。彼らの主張や政治姿勢を批判するのは自由であるが、「タレント候補」という一面的な非難はおかしい。
田英夫氏までも「タレント議員」とされるのはとんでもないことである。田英夫氏はジャーナリスト時代、ベトナム戦争に関する真摯な報道姿勢のゆえに自民党から攻撃を受けた人物であるし、議員として何期も実績があるのである。どうして「タレント議員」なのか。