この結果を見て感じたことは、どの選挙でも共産党は、 いつも割りを食っているなということです。全体で2番目に得票が多くてもそれ以下の公明や民主 に6~8議席も差をつけられています。共産党は票が分散しているため死票の割合が多く、 加えて総与党から共産党の議席を極限まで削り取られるような戦略が取られているためでしょう。(共産党の候補が落選しやすいような票の振り分けが行われている。)都議選より全体的に選挙区の定数の少ない参議員選 は、より苦しい選挙になると考えられます。
政党 | 得票率 | 獲得議席 | 比例の議席 | 損得 |
自民 | 36.1% | 53 | 46 | 7 |
公明 | 15.1% | 23 | 19 | 4 |
民主 | 13.5% | 21 | 17 | 4 |
共産 | 15.6% | 15 | 20 | -5 |
ネット | 2.9% | 6 | 4 | 2 |
社民 | 1.4% | 0 | 2 | -2 |
自由 | 2.8% | 0 | 4 | -4 |
比例の議席=定数(127)×得票率