こんばんは。
「保守」の地域経済分科会です。
1.暴走始めた小泉君
ついに小泉君は本格的に暴走を始めました。
「2,3年は低迷は仕方がない」
と経済財政諮問会議。
だが、明らかに株価低迷、景気後退の責任を逃れようと言う予防線に過ぎません。
「改革なのだから、景気後退は仕方がない」
こういって、自民党の失政を誤魔化そうとしているのは明白です。
2、3年たっても事態が改善しないなら今度は官僚にでも責任を転嫁するつもりでしょう。
2、「痛み」=「成長」の嘘
国民の人気を悪用して、自己を正当化しようという末期症状のポピュリストと断定せざるを得ません。
そしてそれにへつらう民主、自由なども同罪です。
はやく暴走を止めないと、橋本不況どころの話では無くなります。
なお、構造改革なくして景気回復なし、というのは大嘘です。痛みがあったからといって景気が回復するわけではないのです。
逆に痛みがなくても経済成長が続く場合もある。
そもそも経済成長率は短期には総需要、長期には、人的資本の蓄積、技術進歩などに規定されるものです。
いくら「痛み」があっても、技術進歩も人的資本蓄積もなければ、だめです。
不良債権処理で中小企業を潰すさい、多くの優良な技術を持っている企業も巻き添えは避けられません。それらは、外国資本に買収される可能性が高い。
また、人的資本という意味でも、失業の増大は、労働力の質の低下を長期に招きます。なかなか、仕事を離れていると技能が蓄積しません。とくに若者で深刻です。
そうした面からすれば小泉内閣は明らかな「亡国内閣」です。
3、偏狭なナショナリズムの危険
国が滅びそうになれば、与党は、偏狭なナショナリズムで誤魔化そうとするでしょう。外国人、精神病患者などを敵視したナチスの再来です。
経済的には、アングロサクソンによる植民地化が進む一方、政治的にはソビエトや中国、北朝鮮やキューバと大差ない、スターリニズム(私は戦前日本もスターリニズムと定義しています)国家となるでしょう。
私は共産主義者では断じてありません。ソビエトや中国、北朝鮮は大嫌いであり全面的に否定しています。
だからこそ、今の自民党のやっていることは支持できないのです。
すでに土地収用改悪も進みつつある。これはスターリンがやったことに通じるではありませんか。
個人情報保護法も言論統制法に摩り替わりかねない。スターリンと同じことです。
外務省で田中外相がやっている事も1つ間違えばスターリンそのものです。
断固「スターリン的新自由主義主義」を阻止しましょう。