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文鳥さまへ  待子

2001/6/6 待子

 文鳥さんにおほめ頂いて恐縮です。(亀の甲より、年の功)と言うことわざがありますが、私は、文鳥さんより、かなり年上です。でも、今、20歳からやりなおそうかなと思っているところなので、「さざ波」さんには申し訳無いけど年齢不詳ということにしていただこうと思います。
 ただいま、私は、IT講習会のボランティア活動に参加させて頂いております。私は、初めてパソコンに触る70歳代、80歳代の人が、とてもいとおしくてなりません。
 覚わらないまでも、楽しんでもらいたい。と思って、ちょっとうまく行くと、褒め上げて、パソコンを好きなってもらおうと努力しています。私自身も始めたばかりで自信があるわけじゃない。一緒にインストラクターの講義を聞いて、ああそうかと、新知識を得ている状態です。
 パソコン講習を受ける人には、三種類の人がいます。
1.初級講座を受ける必要はないけど、何か、新知識を得たい人。
2.時々見てあげないと、とまどう人
3.皆についてゆけれるように少しは、こちらが操作しなければいけない人。
 私が好きなのは、3番目のタイプです。
 でも、講習が終わって、スタッフで反省をすると、若い人は、3番目のタイプの人にかなりてこずっているようです。
 私の愛する人達が、若い人に嫌われている。ちょっと悲しいけれど、それが年の差というもので、それを知る事も大切なのではと、思います。
 文鳥さんがおっしゃる、(人間の尊厳を大切にする)と言う事は全く同感です。
 でも、申し訳無いけど、文鳥さんの闘争には同調している訳ではありません。その事で何度か、投稿しようかと思いましたが、思いとどまりました。私の解らない事もあるかと思うからです。ホームページも見させていただきましたが、よく理解できません。
 私も、かって、某社の解雇撤回闘争をしている友人に低収入のなかから、カンパしつづけて来ました。
 彼女の闘争が終結して、解雇は撤回できないけど一定金額を貰って和解しました。その後、国民救援会に就職して、私より収入が多くなったのに、私に対する甘えは無くなりません。
 闘争が終結したとき、呼び出されて国民救援会主催の絵画展で高い絵を買わされました。
 よくあるタイプですが、闘争をつづけていると、支援者に対する一種の甘えが出てくると思います。闘争が終わってからもその甘えがなくならないと、その人を不幸にすると思います。
 文鳥さんにも、ちょっと、そういう感じがするのですが。
 他にも、土地や家屋の事で、次々裁判闘争をする裁判マニヤのような人を知っています。その人の行動パターンをみていると、今こうしなさい。と、弁護士がいうと、それを素直に聞かないで、どこか他で相談してきて、反対の方向へ行ってしまうのです。そうして、どうしようもなくなって、また、もとの弁護士に泣き付いてくると言うタイプですが、時期を失してしまっています。右と左の岐路を必ずまちがえるのです。
 その結果、やらなくてもいい裁判を幾つもかかえ、膨大な弁護士費用を使っています。
 今、日本では、極度に弁護士が不足しています。私たちは、弁護士に世話になる前に、解決できるような勉強会を定期的に行なっています。そのために絶えず、数人の民主的弁護士が協力してくれています。
 私は、自分の思う事を主張はするけど、争いは嫌いです。
 それで、ちょっと、文鳥さんの生き方には、ついて行けないところがあることをご了解ください。