イギリスでは、ブレア労働党が、圧勝して、日本の小泉内閣の提唱する構造改革との比較が取り正されています。しかし、木曜日のTBSラジオアクセス(22:00ー23:40)で、鳩山民主党代表をゲストとした討論の中で、「先週の土曜日に、森派会長の森氏、青木参議委員会長と小泉首相の3人で会って、参議院選挙が、終わるまで、道路特別税についての具体的な話は、しないと取り決めている」のとの事が、話されていました。自民党は、やっぱり、自民党であるし、前森派会長の小泉首相も、曖昧なイメージ戦力によって、国民をただ、参議院選挙のみを乗り切る駒として使われているだけではないのかと僕は、怒りを感じています。
田中真紀子外務大臣が、機密費問題や日本の官僚の資質についての新しい問題提起をしているとの事で、田中康男県知事が、エールを送られていますが、それは、田中真紀子外務大臣が意識的に行われているものとは思えず、あくまでも、外務官僚の守秘義務違反としての「いやがらせ」に対して行われているものであって、「平和憲法堅持」「ブッシュ政権対アメリカ外交」についての新しい提言を行ったものでもない事が伺えるので、ただ、「人間関係」のもつれとしても問題であるのであって、これ以上に、野党が期待する展開はないだろうと考えています。(しかし、何の問題提起もないよりは、田中真紀子外務大臣に頑張って貰いたいと謂う意見には、賛成ではあるのです。)
今回の小泉内閣への支持率、90%と言うのは、自民党の支持ではなく、構造改革への期待としての支持率であり、この改革の歪み、参議院選挙で、自民党が伸びれば、橋本派が、増える構図を黙認している事は、小泉首相の改革の限界、党を再編成する事も出来ず、与えられたポスト、森派会長から引き継ぎ首相へとの道、名誉欲とイメージ、ファンション的首相に成り下がった税金泥棒の域を出ないでいるのではないかと国民は、怒りの声を上げるべきではないかと考えています。
先日共産党後援会にて、商店街組合の方の話を聴くと「大店舗スーパーマーケットの前で、既に、商店は、壊滅してしまっているんだ……これ以上、どうやって、痛みを受けられると言うのか」と述べているのが、印象的でした。
イメージ、ファッション化した政治の元で、庶民の生活は圧迫され、何らの政治的恩恵を受けられず、「いじめ」「引きこもり」そして、神経症の中で、起こるべくして起こった昨日の大阪の小学校の9人の死者を出した事件。
連日、人身事故によって止められる中央線や山の手線の自殺者の群れ。それは、先日の韓国での持たざる者と持つ者が、2階級化されている雑魚寝しているストライキ労働組合の「サンデープロジェクト(体制的ジャーナリスト番組)」にての報道と同じ関係にあるのではないかと考えています。全ては、学歴社会の中で、産まれた時より階層の中に組み込まれている社会の構造に問題があり、「教育上の不備」から来ているものではないかと考えています。労働の技術教育は、国民全てが受ける権利を持たなければならない。一部の高所得者、年収1000万円以上の人の特権によって、就職や社会的権利、裁判や政治が、独占されてはならないはずであり、メディアもしかりである。
ここで言いたいのは、自民党は、やっぱり自民党でしかないし、イメージ、ファッション化した政治に対して、国民の権利としての本当の「社会勉強」「政治研究会」を庶民の友愛の中で、高額な授業料によって、遠のけられるのではなく、築いて行く意志のあるものが、本当の改革者であり、日本にも、「労働党」を作成していくべきである!と謂う主張でした。小泉首相よ!改革とは、スピードを有するものであると自ら述べてはいなかったか?
就任1カ月半にて、化けの皮が、剥がれて来ているのではないか? 国民を愚弄したる談合の中で、イメージ、ファッション政治、「金環食」に又、踊るばかりの実体のない似非改革によって、10年後、又、国民は、振り返る事になるだろう!
君は、愚かな国民には、飽き飽きしている事だろう。その事を、今、現在、考えている君こそ、本物の心を持った人間の一人だ。友愛と同胞愛について、君は、文学や中島みゆきさんから何を学んできたのだろうか?
良心宣言。心守歌(こころもり)。
政治や学問は、決して難しいものではない。それは、人の道であり、より誠実に心を働かすなら見えてくるものが、僕の以上の様な結論を、「でじなみ」にても、書き出すべき良心である!と僕は、21世紀6月9日に思っていたのです。