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なぜ、「保守」の私が日本共産党に肩入れするか?

2001/7/1 地域経済分科会、20代、サラリーマン(連合組合員)

 こんばんは。
 「保守」の地域経済分科会です。
 今日は、なぜ、「保守」の私がこの場で日本共産党(中央委員会)に 肩入れするかを申し上げておきます。(ここでは、後援会に入っている 友人の影響はひとまず置いておきます。こないだも演説会に参加したとか言って熱心に 様子を話してくれましたが・・・)
 まず、私は、ソビエトや中国、北朝鮮を全面的に否定しています。 戦前の日本、ドイツ、イタリア、これも否定しています。
 戦前の日本も天皇陛下を悪用しているだけで、スターリン主義、 毛沢東主義と差は全くありません。天皇陛下万歳が スターリン同志万歳に変わっているだけです。
 では、なぜ、「自由民主党」を支持していないのか?
 それは、自民党が、個人情報保護法(言論弾圧法)、 土地収用法改悪(環境保護団体弾圧法)、などを次々 推進しているからです。どんどん、自由権を奪って行く。 「自由民主党」でありながら、です。
 そして、無謀な経済政策で資本主義経済を崩壊に 導こうとしています。
 日本共産党が革命政党だから肩入れしているわけではない のです。もし、盗聴法も、個人情報保護法も撤回すると言うなら 自民党支持にいつでも戻ります。
 経済政策の誤りを認め、私の納得する政策をとるなら自民党に いつでも戻ります。が、その可能性が0に近い。 というより、自民党の本質が政治的には「天皇制スターリン主義」 であり、経済的には「近視眼的資本主義(アメリカ大企業に阿り 結局、企業もカネもアメリカ様に献上して国を滅ぼす)」であるからです。
 もし、日本共産党が長期政権にあれば、たぶん私は自民党を支持するでしょう。 そういうものです。
 革命など期待しているわけがない。日本国憲法に書いてある 人権が守られればそれで良いのです。
 日本共産党が伸びて、自民党が恐怖心を抱き、その結果、 政策を改めてくれればそれはそれで良いと愚考しております。
 日本共産党を攻撃する創価学会も、日本共産党に革命を 期待する左派も間違っています。
 機能不全の自民党橋本派でもない、小泉的無謀な新自由主義でもない 「日本流第3の道」こそ、私は日本共産党に期待してます。 現実的に政権を取るにしても、社民、民主左派くらいでの連合政権が 理想的だと考えています。
 1党独裁をやらかそうとしたら、その瞬間、私は、日本共産党支持をやめ、 反政府ゲリラになるか、レジスタンスになるか分かりませんが、命がけで抵抗するでしょう。
 それは、自民党に対しても言えます。今のところ自民党が 強く、自民党によるファシズムになる危険が高い。 あるいは、小泉内閣が失敗すれば、経済閣僚の誰かが 右翼に暗殺される→右翼の影響力増大→国家社会主義的右翼政権成立 もあり得ます。
 (政治体制はおそらく天皇制スターリン主義ですが、経済的に 新自由主義で行くのか、国家独占資本主義で行くのかは ここでは今1つ読めません。)
 その場合は、日本共産党が腰砕けにならない限り、共に 戦う覚悟です。別に革命を起こせなどとは言いません。 しかし、抵抗権は行使します。そして、J・ロック的 革命権はもちろん、行使するということです。
 今の私の心境は「日本がソビエトや中国になって欲しくない。 だからこそ、日本共産党に肩入れする」ということです。 真のリベラリズムを求める、といったら大げさになりますが(^^;;
 ここまで書くと私も実は友人に大分洗脳されているのかな とは思いますが(^^;;;