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共産党一筋できた人からいえば、「さざ波通信」は面倒なひ弱なものとうつり邪魔くさいとおもうかもしれません。
でも、共産党自身がマイナーな党であり民主性も疑われる党ですから私はこの「さざ波通信」の活動がある種の意味のあるものと思われます。ただし、確かに主流派としての動きではありませんでしょうし正式なものではないかもしれません。しかし、正式なものだけでものは成り立つものではありませんし暴走を防ぐ意味からも党内の反対意見の表明は非常に大切なものです。
中国の毛沢東やソ連のスターリンやカンボジアのポルポトなど理想は間違っていなかったかもしれませんが、人間ですから暴走し本来の彼らが目指していたものとまったく違うおぞましい殺人鬼と化してしまったのです。人間とはそういうものです。余分なものが必要なのです。確かに余計なもので、邪魔かも知れませんが大切なものです。
自民党が強いのはそういうものも認めていることです。マイナー政党ほど党内の規律にうるさくなる面もあるでしょうし共産ということ自体そういうにおいをもっています。思想の統一など弾圧、殺人とセットのようなものです。
「さざ波通信」自体が主流ということはありえませんがやむを得ずこういう場を設けているということで理解はしたいと思います。共産党内にいろいろな活動をするグループが出てくると外からみていても信頼感が増してくるとおもいます。
私は共産党とは関係ない一般のものですが、共産党にも活躍してもらいたいと思っています。ものが大きく聳え立つにはふもとが広がっていなければなりません。ふもとが広ければいろいろなものが含まれ、いろいろな意見があるのは当然でしょう。