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参院選に関して一新社会党員として答えます

2001/7/23 ichitake、40代、零細企業経営者

 久しぶりの投稿です。「江東」江戸川総支部に所属する新社会党員です。7月21日付ミカヅキさんから、(参議院)選挙に際して、

  1. 選挙区での新社会党候補擁立の意味とは?
  2. 共産党候補への新社会党員への投票はありうるか?

とのご質問をいただきましたので、私個人の考えを述べさせていた だきます。

1.選挙区での新社会党候補擁立の意味とは?
 私は、今次参院選においては、定数1の選挙区において(当選の可能性がないならば)新社会党は候補者を立てるべきではないと考えていました。定数が複数の選挙区においては、党の独自候補擁立は理解できるがここでも可能な限り、反自公保の野党共闘(出来れば革新共闘が中心であればよいが)を追求し、その中で運動して、国政の変革と新社会党の議席奪還を結び付けるべきであると考えてきました。
 過去2回の国政選挙において議席を失った新社会党にとって、今次参院選における議席奪還が悲願であることは当然で、その願いを私も共有しています。しかし、今次参院選においては、比例区中心の運動と大都市選挙区での擁立だけでも今以上の運動はできたのではないか。むしろ、候補を擁立できなかった選挙区での運動を組織する観点から言えば、1人区での野党共闘、革新共闘を(勝手連的にでも)作り上げていくことの方が効果的ではないのか、と考えてきました。実際に、自由連合などは、今回の選挙制度を利用して比例区に大量の候補者を擁立しています。
 こうした考えを、週刊「新社会」への投稿や、支部決議などを通じて、都本部や中央本部に伝える努力をしてきましたが(伝わっているかどうか不明)、残念ながら中央本部はそのような政治決断をしませんでした。
 しかし、今や選挙戦の真っ只中であり、私は地元の大都市選挙区と比例区の新社会党候補者の当選を(意味あることと確信して)目指して運動しています。新社会党中央本部の上記の部分についての意見は選挙後の総括まで待つほかないと考えています。
 少なくとも今言えることは、比例区での当選と選挙区での票の上積みに努力するとともに、選挙区に候補を持たない新社会党の仲間のみなさんが、反自公保の革新候補や野党候補の当選のために運動してほしいということです。

2.共産党候補への新社会党員への投票はありうるか?
 私に関して言えば、過去の国政選挙や地方自治体選挙において、新社会党が候補を擁立していない場合は、共産党に投票してきました。これは、共産党でなければならない、ということではなく、現在であれば反自公保で(できれば革新で)当選しやすい候補であればよいわけで、私の居住地域ではその基準に共産党が合致していた、というわけです。
 では、他の新社会党員はどうか、党の各種会議や集会での会話・発言を聞く限り、多くはないかもしれませんが、私と同様の投票行動をとる仲間は確実に存在しています。

3.近況と最近の考え

 私は、ハンセン病控訴せず、を重視しています。国民の基地にどう答えていくのか、をもっと練り上げなければなりません。ここのところは、今後、展開していきます。チャンスがあれば、「さざ波通信」にも意見表明したいと思います。