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共産党が本音では天皇制を廃止したいとは考えているのは間違いないでしょう。党綱領には君主制を廃止すると明記してある。
ところが何というかわが国では改憲を言うとタカ派で戦争をたくらんでいるといわんばかりにみられる風潮があります。それで護憲護憲と言っていれば世間受けすることになる。
しかし共産党自身この憲法ができるとき反対票を投じたのであり、現在いくら現憲法を礼賛していてもこの憲法は戦後アメリカ占領軍の圧倒的な影響力の元で作られたものであり、社会主義を前提とするものでないことは明白である。したがって共産党が党綱領を実施、天皇制の廃止や社会主義化を実現するには憲法を改正しなければ不可能である。民主主義を言うなら選挙のときこそはっきり憲法を改正して天皇制を廃止し社会主義を実現すると堂々主張すべきである。天皇制廃止を言うと票が減るからと考えているとしたら何をかいわんやである。