前回7月4日付けで、投稿しましたKIYOです。参議院選挙で、共産党は東京選挙区で公認候補を当選させ、私が前回主張した「最悪の事態、すなわち全選挙区での落選」は、かろうじて回避できました。しかし残念ながら(予想通り?)、京都、大阪などで民主党に競り負ける結果になりました。
もちろん公明党の民主党への「票流し」があったのかもしれませんが、前回も述べたように一体どれだけ共産党が野党で連合を組んで小泉政権に立ち向かう姿勢があったかは、問われるべきだと思います。例えば沖縄選挙区で、どうして公認候補を立てたのか私は理解できません。結局自民党を利することになってしまったではないですか。「反共野党」に勝たせるくらいなら、自民党が勝ったほうがましだ、とでもいうのでしょうか。
いずれにせよ、もはや得票率では云々、などと言い訳している場合ではありません。共産党のバブル景気はこれで終わったのです。党内外の真剣な討論、そして指導部の交代も含めた組織の刷新、および野党協力の戦術を絡めた、選挙戦術の見直し、などが急務でしょう。当「さざ波通信」がその一翼を担うことを期待しております。