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やっぱり

2001/7/14 YS、10代、学生

 やはりと思わせる回答ありがとうございます。
 第1に憲法で書かれているから自衛隊はいらないと? それなら簡単、米軍にでも守ってもらえばいいでしょう。今のは極論かもしれませんが、国あってこその憲法です。9条の通りやれば他国との干渉や交渉でもさらに馬鹿にされる事でしょう。はっきり言いましょう、自国の国民の生命・財産すら守れない記述は憲法であろうとも不完全な法律でとしか判断できません。
 第2安全保障ですが、米軍は日本が例え侵略されようとも日本を守るためではなくアジアでの覇権を維持するために奮戦するでしょう。要するにじぶんは有事に米軍が頼りになるとは余り思っていません。そう言う意味では自衛隊は重要です。また米軍の存在事態が非常に大きな抑止力ともなるわけです。世界最強と誰もが認める米軍にわざわざちょっかいを出す国は少ないでしょう。しかしなが有事の際に頼りになるとは思っていません。むしろ実戦を経験しない(経験して欲しくない)自衛隊にとっては実戦のノウハウを得るいい機会があると思います。
 第3にこれはどういう意味でしょうか? 反民主主義的?侵略的? これはどういう意味でしょうか? この記述を見る限りあなたはシビリアン・コントロールを真面目にする気があるのか疑わしいです。それに侵略的思想があるならば装備で現れるはずです。海自に揚陸艇やポケット揚陸艦などもありますが、その規模を見れば一発で侵略的であるかは判断できます。全部合わせても師団規模の大部隊を海外に揚陸できない事は目に見えています。最新装備を持つ=侵略的であるかは装備を細かく見て、分析する事が重要です。そう言う意味ではあなたは全く勉強せずに発言している事が目に見えています。むしろ知ったかぶりで発言される方が怖いです。
 第4に暴力は最終手段です。その意味が良くわかっていないようですね。その最終手段を使う機会を与えない様にするのが、平和主義者達が行う仕事です。そのためにも外交手腕を高め、交渉の時も様々な方面からアドバイスを貰い(もちろん軍事面も含め)進めるのがあなたが理想としているものではないでしょうか? 暴力は何が何でも使わないこれにつきます。しかし万が一もあるわけです、これに対応できなければならないのも国家の仕事です。想定外だからなんて言い訳ができる問題ではないのです。
 最後に全てを疑えと言いましたが、それもその通りです。しかし疑った後どうするのでしょうか? 調べるのです。疑いをそのままにして置いては進歩がありません。自衛隊が危険に思うならその手のサイトでアドバイスを貰い、専門雑誌を読んだり(雑誌も専門のサイトで意見を聞いた方が良い)して怪しいところを知り尽くすべきです。そこからまた違った、また今まで以上に濃い論争が出来るでしょう。