はじめまして
早速ですが、暴力手段を容認するのは反日本共産党系の新左翼に多く、日本共産党は否定してます。
日本共産党はソ連東欧の崩壊は官僚主義、軍事優先のためで、それらは社会主義を名乗っていたが、実際は社会主義とは無縁の人民抑圧社会だったとし、その崩壊を喜んでいました。
彼らによれば社会主義とは資本主義の衰退の結果起こるのではなく、逆に資本主義の発展の結果であり、資本主義が残した価値ある遺産、特に自由と民主主義(資本主義のなかではたぶんに形骸化してるが)を受け継ぎ、さらに発展させるという。したがって市場経済も残存し、特に消費部門では統制経済を排除し商品経済の弾力性と効率性を重視。
しかしそれらを行なうかどうかは反対政党も含めた国会を通して国民の多数の意思できまる。
そのため選挙制度は民意が最も反映される比例代表制が相応しく、そのもとで連立政権(これは共産主義になっても変らない)でおこなう。
というより、「共産主義の青写真」の提示は現実無視の観念とされ、国民の民主的な現実的運動の累積「改革」の積み重ねの結果利潤第一主義とはちがう社会がくるだろうとされる。
これが彼らの言う「科学的社会主義」で彼ら自身言っているようにマルクスやレーニンの理論も謝りはあるとし、そうした教条を捨て現実の問題から出発するという。
「自由と民主主義の宣言」でも読むと日本共産党の考えは解るはず。
ただし日本共産党=共産主義では、必ずしも無い。