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共産党はもっと柔軟な選挙戦術をへ

2001/7/19 斎藤一、30代、会社員

 7月20日付の日刊ゲンダイによると自民党は、「選挙区で48、比例区で22、合計70議席を獲得」の予想記事を掲載している。
 現在の選挙情勢を鑑みるとその可能性は、否定できない。
 今更ながらこの国の有権者のバランス感覚の欠如に辟易します。
 さて、次期総選挙の戦術についてですが、バカ正直に全選挙区に公認候補を出馬させず、場合によっては、他の左翼政党の候補者に票を集中させてもよいのでは、ないのでしょうか。
 例えば、今回参院比例区で立候補している岡崎宏美氏が落選したと仮定して(あまりよいたとえではありませんが)次期衆院選で今度は兵庫県内の小選挙区で立候補すると思います。岡崎氏が立候補している選挙区では、共産党は、公認候補をたてず岡崎氏を推薦という形で応援するのです。
 又、比例代表九州ブロックの名簿上位に沖縄社会大衆党の党員を置くべきです。世間に沖縄の米軍基地問題の解決に取り組んでいることをアピールするだけでなく、ローカルパーティも共闘できることを表明することになると思います。
 民主党は、共産党が当初思っていた程には、好意的には捉えていなかったようですね。
 共産党よりは、与党の自民党や公明党に親しみを感じているのではないのでしょうか。今回の参院選でも兵庫選挙区や京都選挙区では、例によって公明党は、民主党の候補者に票の横流しを考えているようです。(京都の場合は、無所属の笹野貞子が公明票の受け皿になる可能性はありますが)
 ただ、民主党の1年生代議士の水島広子氏は、いわゆる革新3目標に近い考えかたの持ち主だと思います。(彼女自身のメールマガジンを読む限りは)
 彼女の立候補している選挙区に共産党は、公認候補はたてず、勝手連的に個々の党員が彼女を支援してもよいのではないかと考えます。