ご無沙汰してました。大阪府門真市議のヒゲ-戸田です。遅れましたが、私の今後の政治展望分析として書かせていただきます。皆さんのご意見伺えれば幸いです。
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@東京都に8億円返還させた実績を持つ世田谷市民オンブズの「パン屋の後藤さん」、田中知事や「電脳突破党」の応援も受けて見事当選(3回目挑戦)よかった。
@議席倍増の6議席で全員女性という「生活ネット」はすごい!
@激戦杉並区で市民派女性の福士さん当選も良かった。同区の「中核派陣営」のけしば候補、杉並区議3期を捨てての「革共同首都決戦」だったが、当選ラインに1万票及ばずの下位落選。
極左バリバリ主張も悪くないとは思うけど、「正しいのは自分だけ、共産党も市民派も生活ネットもゼ~ンブけしからん!」という主張の仕方には鼻白む。「唯我独尊」の某政党とそういう体質は一緒だね。今どきそんなやり方でしか支援者固めができないのが情けない。
@その「唯我独尊」ご本尊の共産党、激減は自業自得。「半減」にならなかっただけマシか。ご自愛下さい。
首都東京にファシスト知事が誕生したことの歴史的意味を曖昧にし、「是々非々」でお茶を濁したことと、「福祉与えます・守ってあげます」政策に終始して、「闘う人民の主体形成」をしようとしない(=代行主義)路線が、有権者の「小泉・石原高人気」をうち破れない根本原因である。(それと人々の地方自治への新しい目覚め=市民派輩出を直視できない「唯一正義漢ブリッコ体質」)
@「公明党全員当選」と言えば凄く聞こえるけれども、実態は「前回議席死守」を果たしただけ、とも言える。
@自民党「大勝利」は一面確かにそうだが、前回54議席から53議席になったわけで、汚職や何やで48議席にまで減っていたこと、森政権時代の不人気からさらに減ると思われていたことからしての「大勝利」でしかないとも言える。
@社民党ついにゼロ議席。社民党の中で右派優勢で市民派との葛藤が続いた東京で、今後スッキリ市民派が「ゼロからの出発」で伸びていくのにはいいのかもしれない
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☆テレビで小泉フィーバーの様子を見て思うこと☆
■参院選では「キャラと戦闘力のある戦士」を立てて、小泉・石原の「エセ改革ファシズム路線」 粉砕・民衆の連帯と自力自闘を掲げて闘う必要性がますます明白になってきた。
■10代20代の小泉フィーバーはある意味で分かるし、しかたない。しかし30代以降、特に中高年の「期待族」には正直言って情けない気持ちを戸田は持つ。言うたら受動的な「水戸黄門・スーパーマン期待族」、「マルチ商法に何度でもだまされる・だまされたがる」のと同様の心的傾向、賃金労働者プロレタリアート・低中所得者層でしかない自分らの現在・未来を直視しないでサンケイ読売的主張を受け売りする」傾向、などなどがそこには見える。
「ワラをもすがる」という言葉はあるが、「カンダダの蜘蛛の糸」の寓話を思い出す。
■危機とチャンスは裏表。何はともあれ政治を語ることが増えてきたのはいいことだ。
私のHP及びその中の掲示板なども読んでもらえば幸いです。