待子さんは6月6日の投稿で文鳥さんのホ-ムペ-ジは読んでも理解できないと書かれたのですよ。理解できないであるならば想像でデタラメを書かないで下さい。
ラジオ関東労働組合弾圧の一つである「I・碓氷事件」の当事者同士であり、I氏は上司ではありません。碓氷千栄子(文鳥)はI氏に犯されておりません。
その時、すぐ問題にすべきでした。解雇闘争がどうなろうとも。
でも解雇撤回闘争と秤にかけてしまったのでしょ。
この事は待子さんの言わんとする気持ちは分かります。待子さんだけでなくこのことに対する質問は受けましたから。
まずこの問題が起きた時の組合の状況を説明しましょう。ラジオ関東労組は「I・碓氷事件」だけの労働争議を闘っていたのではないのです。会社は弾圧につぐ弾圧で組合を叩き潰そうとあらやる手段をこうじておりました。当時は弾圧のデパ-トと言われていたくらいでした。刑事被告になったI氏の裁判に行く組合員は賃金を容赦なくカットされました。第二組合を作られ、わずか100名たらずの組合員が必死で16年間、I・碓氷の全額ではありませんが生活費を出しつづけていたのです。私は今でもラジオ関東労組を誇りに思っております。
碓氷の家の家庭環境も抜きには出来ません。義父は夫がアカに染まった嘆き、義母の死等が重なりすっかり気が弱くなりアルコ-ル依存症になり入退院の繰り返しでした。
その様なもろもろの背景の中で闘いも15年目に入り私たちにとっても組合にとっても一番大事な局面を迎えておりました。またこの当時はマスコミ関係だけでも約280名の争議団がおりましたし、共に力を合わせて闘っておりました。その方々に影響も与える事になるでしょう。
私達夫婦はこの問題が起きた時点で告発を考え上層部に話しましたが、上層部も頭を抱えてしまった事は事実です。会社と国家権力が大喜びする事は説明されなくても私達(特に碓氷賢之)は一番良く分かっていましたから。それでも反対を押し切って、私たちが告訴した後に起こる諸々の事を想像すると私達にとってはそれに平然と耐えていける自信も無かった事も事実です。この事は一口には説明できません。
夫が「この事は口外せず最後まで闘争をやりぬく」と上層部と最終的に決めた時は、私(文鳥)は夫の気持ちを理解しても、妻の屈辱より組合をとったという怒りがあり長い年数夫を憎みました。それでも「I・碓氷事件」職場復帰の集会のオルグにまわらなければならず碓氷千栄子は心が壊れてきました。そしてカンセリングを受けることになったのです。
ですから待子さんが言うような秤にかけた等という単純なものではないのです。
それでもこの結果を選んだのは私達ですから、その責任は私達にあると思い、闘争が終結した後は、一切の集まりからも見を引き、その間I氏の事を悪くいう事は一切ありませんでした。
そのような碓氷家族に対して平成7年にI氏は「I・碓氷事件」I事件とし碓氷達の名前を正式名称から抹殺した上私達家族は行方不明にしました。それでいて本を作るには私達の写真が必要だから黙って使う。暴行未遂をしたうえ黙って暮らしている私達家族を更に落とし込むと言う卑劣な事をしたのです。「集い」の賛同者に共産党議員達がいたという事です。そしてその議員達、中央に私たちはI氏の過去のセクハラを起因として起した人権侵害を必死に訴え続けたのです。そのとき共産党が(公党)として規約に従い責任を持って真摯に取り組んでいたなら私達家族は共産党を信頼しましたし攻撃する理由も無いのです。
待子さんこれでお分かりいただけたでしょうか。
口先だけで頑張って下さいといっているのではないでしょうか。
待子さんそれは考え違いをしています。16年闘争もそうでしたが、理解していただける方に「頑張って」と励まされる事はどんな物を頂くよりも励まされるのです。
裁判に傍聴に行け、とかカンパをしろとかの高圧的な問題ではないのです。私たちはI氏に対して、今は「あんなやつ」です。ですが共産党は違いますでしょ。公党です。国民に責任を持たなければいけません。セクハラをした上更に落とし込む、そして善意で「集い」を成功させる為に頑張った方々に嘘をつく。この様な人間を庇いつづけ、「集い」には責任の無い私達に暴言をはく。この事は共産党の体質を問われているのです。
待子さんの最近の文章を読んでいると悲しくなります。待子さんはもっと聡明な方だと思っていましたから。