今度の参議院選に共産党は人でなく党名を売り込む作戦と言う。日本共産党という党名は誰でも知っているからだという。それはそうであるが、知っているから好かれているとは限らない。むしろ嫌いな人の方が多いのではないか。人より党と言うのが共産党の方針だが、人の集合が党であろう。
小泉人気はどこにあるか、考えてみればいい。魅力的な人思われているからではないか。
共産党が当選するのは党に支持があるからだと思っているようだが、それは違う。誰でもいいのではない。中には共産党から立候補するがゆえに票が減ることもあると思う。
心理学を学んでほしい。物が良ければ売れるのではない。売り方が必要なのだ。
今度の選挙の比例代表の順位を現役の次ぎは「あいうえお」順にするという。時代錯誤もはなはだしい。個性の時代というのに。
タレントは何故売れるのか、彼らは個性をデフォルメさせてまでいる。人間の見えない党が勝てる時代ではないし、それで勝てる時代は全体主義というのだと思う。